こじきのおじさん

外人さんPT

が、この前船橋駅でバスに乗ろうとしてたり。お金が無いので、タダで。運転手さんと押し問答。
「な、いいじゃんかよ。アンタが見逃してくれればだれにもバレないんだし」
「俺一人乗ったところで別に影響ないだろ。メシあんまり喰ってないんだから、軽いんだし」
「そんなら、デブからは沢山金取れよ。ガソリン減るだろ!」
「弱い者を助けないなんてアンタ最低だな。慈善事業って物を知らないのか」
などなど。放置してさっさと発車したいところなんでしょうが、運悪く始発駅なので時間になるまで運転手さんも発車できない。結局発車時間までゴタゴタして、何とか発車。発車後、乗ってたおばさんが 「携帯電話で警察に通報すればよかったのに」 と運転手さんに語ってたけど、運転手さんは 「いや、そういう事はかんたんにできないんですよ。安易に警察沙汰にすると、批判されますので…」と言ってたり。
 う〜ん、万引きした子供を警察に通報すると怒る親がいるらしいけど、それと々くらい理解不能。お客様は神様!という発想が今では過剰に浸透してしまって、無理難題、わがままも 「ゴネ得」 が通ってしまってる世の中。まぁ、それを許しちゃったのは、低姿勢にすればそれでいいと勘違いしてしまった企業の自業自得ではあるんだけど。
 小さい頃、都バスに乗ってたら、無賃乗車しようとした人がいて、運転手さんはハンドブレーキを引いて運転席から出てきて 「ふざけんなコノヤロウ!」 とつまみ出してたのを見た事があったっけ。さすがにあまりにも乱暴なのは問題だけど、マナーとルールを守らないひとには厳しく対応するのが、「普通の」 お客様に対する一番の誠意だと思うんだけど。タバコとか、携帯電話とか。