京ぽん2 で青歯

 京ぽん2には無線 LAN こそついてませんが、BT がついてます。初回のレビューではまだ試していなかったので BT については触れていませんでしたが、クラさんの日記で触れられていたので、私も簡単に触れてみようと思います。
 私の場合は、基本的に DU *1 での使用がメインとなります。もちろん、運転中はヘッドセットも使いますけど、最近運転する事自体めっきり減ったしね…(^^; PocketPC から、BT で接続するのが主になります。もっとも、現行、PocketPC には CF 型の 128k の AirH"が刺さってるので BT での接続は必須ではありません。まぁ、あくまで半分実験です。
 さて、DU の設定は、PDA (TOSHIBA e830w) と京ぽん2の双方を認証させて通信完了。PDA 側の BT 経由として作成したダイヤルアップ接続を使って接続をします。このとき面倒なのが、あらかじめ京ぽん2(以下統一して京ぽん) を BT 待ち受け状態にしないといけないことです。また、このとき、DU で使うのかヘッドセットで使うのかも、モード設定をきちんとしておかないといけません。ちょっと不便。
 ただ、DU だけでしか使わないのであれば、いちど DU で使用したあとは、次回から [*] ボタン長押しですぐ DU プロファイルでの BT 待ち受けになってくれるので、それほどひどい手間でもありません。PDA だけさっと取り出して通信開始、と行かないのは残念ですが。
 通信自体は安定しています。ただ、バッテリー消費を考えるとどちらがいいのか微妙に思えます。PDA に CF AirH" を指した場合、電波を出すためのエネルギーがすべて PDA から取られます。これは、BT や無線 LAN と違い出力もある程度あるので消費が多少激しいです。一方で、PHS (CF カード) 自体には電池は一切必要ありません。
 一方、BT 接続の場合、"PDA - 京ぽん" の間を BT で飛ばすのに、無線が必要となります。続いて、京ぽんから基地局までの通常の電力が必要となります。つまり、BT が入る分電力消費が増えるわけです*2。無駄といえば無駄なので、ケーブル接続したくなってしまいますね(^^;
 もっとも、これは当然優位性であって、BT の存在をスポイルするものではありません。普通の人は、PDA や NotePC からの接続用に AirH" カード、別に、ぐるぐる用に京ぽん、という2契約を持つ必要がなくなる意味は大きいです。ケーブル接続では不便なので、カードですっきり通信するにはどうしてもそうなるわけですが、BT で接続できれば 1 つですみます。私の場合は無理ですけどw
 ひとまず、そういう普通の使い方であれば、かなり便利です。今まで、M1000 などの携帯電話にも BT が搭載されてましたが、完全に無視です。なぜなら、携帯は従量制なので、使えば使うほど課金されます。なので、携帯電話からは一度も接続を試す気にもなりません。ここは、使い放題の京ぽんだからこそ、BT 接続を活用できます。京ぽんに BT が搭載されているのは、PDA や NotePC でデータ通信をしたり、ヘッドセットを使いたいという場合には大きなアドバンテージになるでしょう。
 BT を手動でいちいち待ち受けにする必要があったりするのは不便ですが、一度つないでしまえばいいので、その手間が惜しくなければ良さそうです。京ぽんを取り出して、 [*] 長押しして、またしまうだけ。疲れてるときや忙しいときはこれだけでもかなり面倒なんですけどねw

*1:DU…ダイヤルアップ

*2:そこっ、どうせ職場で充電してるんだから電気代のことは考えないとか言わないっ