年賀状の存在意義

 年賀状は返信も含めてここ数年出していませんが、ちょっと話題に出たのでメモ程度に。基本的にまず、新年の挨拶という概念があまりないので年賀状も出さないというのがあります。で、出す人は何の意味があるんだろう? と思ってみたりしないでもないわけですが、カウントダウンイベントとかから帰り着いた早朝明けに寝ぼけて起きたときに、さっき会ったばかりの友人から 「新年おめでとう」 をペーパーメディアでまたいわれることに意味があるのか?的な感覚があったりもします。
 似た時期に渡すものとしては、クリスマスカードがあったりするわけですが、こちらは年賀状とは違い手渡しが基本です。なので、さっきあったばかりの人から手紙が届くというのは(ネゴミスを除いて)基本的にないわけです。あとは、クリスマスカードがイベントかその前に渡すのが基本なのに対して年賀状は、カウントダウンなどの盛り上げ理系イベントが終わった後に受け取るものという違いもある気がしますね。
 お話を聞いてみると、挨拶はどうでもよくて、一つは 「オリジナルイラストを強制的に送りつけることが許される年1度のチャンス」 という人と 「アドレスブックのアップデート」 および 「キープアライブ」 の3つに分かれてるようです。後者二つは兼任されがちかもしれません。
 最初のは、うちらイラスト描きの間だけの狭い輪かもしれませんが、それでも例えば写真なんかもその類に入ると思います。自作の自分の趣味に入った自己満足のイラストなんて送りつけるだけ迷惑、見たくもない!という人もいるでしょうが、同じ事は写真でも、家族の写真とか、特に本人ならまだしも "子供の写真" とかで同様の問題が全国多発してると思われますw
 アドレスブックのアップデートですが、これはまぁ、事実上まったくお付き合いが途絶えてるけど、何かの際に連絡を取るために…という、大人の事情かもしれませんね。あとは、年賀状を大事に取っておく人なんかがアドレスブックそのものとして年賀状の束を使用したりする例もあるようです。私が年賀状を送ったときは、終盤来た年賀状に対する義理的な返事に近いものがありましたが、ほとんどクリスマスカードの流用で、住所や電話番号がまったく書いておらず、名前というかサインとメアドだけが書いてあったりしてなかなか役立たずだったかもしれませんw
 そして、キープアライブですが、まぁ、忘れられないためというか…こうなってくるとどうしてそこまでしてつなぎを取るのかわかりませんが、とりあえず、年1回の年賀状だけはやり取りしてるという "フラグ" を立てれば、何かのときに 「まだ付き合いはある」 という認識の下に動いてもらえるものなんでしょうかw もちろん、生存表明としての意味もあるでしょうね。
 あとは、当たりくじがついてるからという意見が少数…。