あそびかた

そば会席

 大人の事情で以前ほどいろいろはできなくなってしまっているようで、RO 単独で遊ぶしかない状況のようです。まぁ、BOT まがいの行為や特殊な操作などでゲームバランスに影響を与える問題もあったので仕方がないのかもしれません。ただ、そういったものの一部機能の必要性は、ゲームそのものに本来備わっているべき機能がないことにより、あったほうがよいものを外部要因として補うという意味で重要だったと思います。ただ、それが有益であるかどうかにかかわらず、規約で禁止されてしまった以上はどうしようもありません。
 そんな中で、私が以前から使っている RO で遊ぶ時のデバイスがあります。何度か話題には出していますが、細かく書いていなかったかもしれませんので軽く触れておきます。基本的に、RO はキーボードとマウスで遊ぶようになっていて、ジョイパッドでは遊べません。また、キーボードを使う関係でファンクションキーやショートカットキーなどを多用するのでなかなか操作が大変です。
 なので私は、ストラテジックコマンダーというのを使っています。今となっては EoS になってしまっていますが、MS から出ていたジョイパッドなんかと並ぶ、USB 接続のゲーミングデバイスで、US でオンラインゲームをする人の間ではかなり有名な一品です。
 どんなものかというと、マウスを右手で使うのは普通なわけですが、左手でこのストラテジックコマンターを使います。SS を見ていただければわかるとおりマウスが大きくなったような形をしていて、マウスのボタンがない代わりに指先サイズのボタンがずらりと並んでいます。ここに、ファンクションキーやキーボードボタン(組み合わせ可)を設定することができ、キーボード操作の代わりをするというわけです。
 なら左手で普通にキーボードを操作すればいいじゃない? と思うかもしれませんが、まず、"[ctrl]+[A]" みたいな組み合わせボタンが一つのボタンでできること、また、ボタンが集中しているので指先それぞれだけで操作がすぐできること、左腕を動かす必要がないのですばやい操作ができる事がメリットとして挙げられます。
 これらは 6 つのボタンのほかに、サイドに 3 つのボタンがあり、このボタンと組み合わせることで 18 個の機能が割り当てられます。その下にはスライドスイッチがあり、ここで 3 つモードを切り替えることができます。つまり、18 * 3 の機能が割り当てられるのかな? 私はこのスライドスイッチは使ってないのでわかりませんが。
 その他、ボタンの横に上下の +− ボタンがあって、コレは RO の場合、私は右上のマップの拡大縮小に使っています。あと、RO では使えませんが、このデバイス自体を左右にスライドさせたりひねったりすることができるので、RO がキーボード操作での画面の回転なんかに対応していれば、このデバイスを左右にねじったり(回転させたり)することで画面を回転させることもできるかもしれません。ただ、現状は RO はマウス操作でしかできないようなので、この機能は使用されていません。
 残念ながら、このデバイスは比較的単純な操作しか割り当てることができないので、マクロ操作のようなことはできません。なので、例えば、商人さんに 「露店名を設定して露店を出して、座る」 という事はできません(たぶん)。
 そんなわけで、操作の多いアコさんのお仕事にはとても便利なデバイスなのでした。FF PC のキーボードにはファンクションキーがないのでなおの事…。