今日のぐるぐる

 ほしいです。やっぱり USB で充電できるのは重要便利です。850mAh っていうのが USB の定格を超えているのがちょっと気になるところですが…。とりあえず早速ルカショップでオーダーさせていただきましたが…届くのが6月下旬とか言っています。それではこまります。ぜひ、もっと早くしてくださいよ〜、ルカ店長。

 う〜ん、あれほど不人気なメモリースティックですが、まだ懲りていなかったのですか〜。やっぱり独自規格押しつけで囲い込み戦略したがるクセは一生治らないのでしょうかね。困ったものです。いまどき関連会社であるソニエリ以外で microSD ではなくあえてメモステ使いたがる会社があるのでしょうか?

  • 【社会】新人の“リセットボタン”を押せ

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0705/17/news003.html
 さて、最期はこの手の定番な 「釣られやすい」 話題w。まぁ、タバコを office で吸うなという話は就業条件として可能かもしれないけど、プライベートにまで口出すあたり、あなた何様?な感じたっぷり。どうも、日本企業にはこの手の 「新人採用は丁稚だからプライベートを含めて全部オレ様のもの」 的感覚に陥っているケースが少なくないわけです。新人採用を人身売買で24時間奴隷商売でもしてるつもりになったんでしょうか。
 お金は会社にいる間分しか貰ってないわけだし就業規則でもしかり。どうしてこういう 「オレ様王様」 的勘違いが発生するのかとても不思議です。そもそも、会社の中の小さいところでオレ様なんて威張ってるあたり、人間の小ささがわかるというものですよ? 禁煙するかどうか、親しくもないのに口を出すなんて失礼この上ありません。その割には、そういう人に限って新人相手に 「常識」 を語りたがるから目も当てられません。
 次に来る話題も、メモ? 指示も出していないし、取るような役割だという説明もしていないで 「取って当然」 どころか 「何やってるんだ!」 みたいな態度を取ること自体とても恥ずかしいことというか、マネジメントを行う人間としては失格でしょう。もちろん、事前に指示があったり、そういう役割であることが会社的に決められているなら当然ですが、指示も出さずに 「それくらい常識」 みたいな思い込みで仕事を進めるのは、まぁ、ありえないマネジメントです。
 どんな些細なことでも 「言わなくてもわかると思った」 は言い訳に過ぎません。そんなのは思い込みであり手抜きマネジメント以外の何物でもありません。どうやら新人は甘やかさず厳しくすればそれでかっこいいとでも思ってる人は少なくないようです。こういう人はよっぽど自分が新人時代にいじめられたのでしょうか。もう、私なら 「寝言は寝て言え」 としか言い返せませんw
 ところで、ミニッツ。議事録、ログ、メモ? いろいろな言い方があると思いますが、前も書きましたが、覚えてますか? これ、重要なものなのです。要は、何かを決定したり相談したりするために集まった中で話されたこと決まったことなどを記録してドキュメントとして "オフィシャルに" 残す体制です。
 なんかこう、日本企業の方の話を聞いてると 「義務として当然」 みたいな形式で 「書くことに労力を割くのが仕事」 なんて勘違いしてたりしますが、形式ばっかり考えてるからそうなるのです。ましてや、このミニッツの作成を新人や不慣れな人、責任のない人の任せるなんて "もってのほか" です。おそらく、ミニッツなんて雑用っぽいと思って、雑用は新人がやることだから面倒だから新人がやればいいとでも思ってるんでしょう。雑用は新人がやればいい程度の年功序列頭しかない人の考えるレベルなんてそんなものですw
 ミーティングでは、何かが決まるかもしれませんし、何かが確認されたり、検討されるかもしれません。その時、いわゆる 「言った言わない」 を避けるために残すのが、ミニッツの本来の目的です。日記じゃあるまいし、やったことを書いておいて自己満足して仕事した気になるための道具じゃありません。
 これは、ある程度権限と責任能力のある人が、文字通り責任を持って、記録をつけます。内容によって、発言内容一字一句拾うものから、概要、箇条書き程度で要点だけ書くものなどいろいろあるでしょうが、いずれにしてもどれも、新人、つまり、不慣れで経験も権限もない人が書けるような代物じゃありません。
 そうして出来上がったミニッツは、ミーティング終了後、メールにて全員に送られます。別に 「読んでおけ」 とか 「確認しておけ」 というのを形式上もっともらしく行うのではなくて 「内容に間違いがないか確認をして、このミニッツを承認してください」 という為の物です。つまり、出席した全員が、自分の発言はもちろん、どう話し合われて、どう表現されて、何が決まって何がどうなったのか、ミニッツを見て自分が認識・納得した通りかどうか確認し、問題なければ 「この内容で相違ありません」 と承認のサインをすることになるのです。これを、全員が行います。
 こうして出来上がったものは、組織としての 「オフィシャルドキュメント」 となり、あとからではどうになりません。なので、あとから 「私は100くらいだったら言いといったのよ」 といっても、サインされたミニッツ 「150」 と書かれていたら、たとえ本当に100といっていたとしても、組織としての認識は official に 100 と言った事になるわけです。もちろん 「そんなことは聞いていない」 といっても、ミニッツに書かれていたら発言されたことになり、聞き逃していたかどうかは言い訳になりませんし、逆に、発言したといってもミニッツになかったら、発言していないことになります。
 なので、うかつな発言はできませんし、感情的になったりその時の気分で思いつきのことを言うと取り返しがつきません。なので、私が何度も言ってるような 「言ってることが途中で変わる」「発言したことをなかったことにしたり責任を持たない」 という事はありえないわけです。当たり前なんですけどね、大人なんだし。
 その他、たまに日常会話や他人から聞く日本企業の中であるミーティングのパターンで、その時は気分でいいといってみたり、まあ、いま喧嘩する気はないから、今はいいと言っておいて後でその場になったらダメといえばいいや、みたいなことは当然通用しません。口頭だろうと気軽な会話だろうと、ミーティングである以上、それはもう、サインされた契約書と同じようなものです。
 こんな重要なものを、新人が担当するなんて、まずありえません。もしそんな事をしようものなら、万一内容の相違でもめたりしたら 「このログを取ったのは誰?」→「xxxさん(新人)」→「新人のxxxさんにログを取らせた(取る許可を与えた)のは誰よ?!」 と、新人さんにミニッツを書かせた人は大きな責任問題になります。ありえません。
 もちろん、ミニッツの取り方などの研修も受けますし、内容が高度、シビアな物になると、ミニッツを取る専門の "プロな人" が、しかも複数ミニッツを取るためだけにミーティングに参加します。このあたりは、普通の日本社会でも裁判や供述調書を取る時の模様を考えてもらえば、なじみのないものではないはずです。
 所詮雑用だから新人、みたいなリダイレクトをしてる、高校生の部活で1年生は球拾いで、先輩のパンを買ってくるのが当然と考えてるような、文字通り 「ハイスクールボーイ(ガール)」 レベルの人は、その程度の認識しかないのかもしれません。
 もっとも、私の職場はいわゆる政府機関であって公務員なので、そういう意味では堅いかもしれません。もっと、ミニッツの認識を緩くしてもいいのかもしれませんが、例えそうだとしても、それが組織や会社としてのオフィシャルドキュメントになり、言った言わないを避けるためには、ある程度責任と経験のある人間がミニッツを残し、それを参加者全員に配布して、承認を取るくらいの事はしておくべきではないでしょうか。
 教育好きの方のようですが、私から見れば、教育好きといってる人には、その人自身にとかくなにかと教育してあげるべき点がたくさん見られるものですw と、いろいろ書きましたが、民間企業だとあんなのただの紙くずだから別に新人が書いてもいいんじゃない?くらいの感覚かもしれませんし、それは私にはわかりません。場所それぞれに文化があるでしょうから仕方ないのでしょう。でも、新人さんに任せるようなミニッツだったらいっそ書かなくてもいいんじゃないでしょうか…。
 いずれにしても、新人は雑用をやれ=雑用は新人がやるものだ、人が嫌がることを率先してやってこそ偉くなれるんだ、みたいなまやかしで騙して上手に自分がやりたくない事を反抗できない新人に押し付けて悦に入ってる人たちのレベルはたかが知れてるという事です。ぜひ、寝言は寝てから言ってほしいものです。