WiMAX その後

 WiMAX のモバイルルータ "WM3300R" を買って使っていますが、ハンドオーバーに問題を抱えているのか、それとも WM3300R 自体の問題なのかはわかりませんが、電車や車で移動をしていると、切れて、アンテナアイコンが赤くなって接続が全くできなくなります。
 運が良いとハンドオーバーされるようですが、電波状況が微妙な状態だと赤いアンテナマークになりがちです。赤いのになると、電波の強い 3 つ表示であっても接続が行われなくなってしまいます。不思議です。静止状態で何分待ってもダメでした。結局、電源を入れ直すか、ボタンを押して強制再接続させるしかありません。こまりものです。

 もう一つの問題は、電源。USB が普通の mini USB ではなく micro USB なので手持ちのケーブルが使えません。かといって、この製品のために一本余分にケーブルをもって歩くのは無駄です。そこで、mini USB から micro USB へ変換するアダプタを用意すれば、いつも持ち歩いている miniUSB の巻き取りケーブルに取り付けることで、WM3300R の充電や(滅多に使うことはないでしょうが) USB モードでの通信にも使えます。
 というわけで、ヨドバシで変換アダプタを査収。mini USB → micro USB の変換コネクタは滅多に売っていません。幸い、WILLCOM の何かの機種が micro USB を採用しているらしく、WILLCOM コーナーに行くと置いてあったりします。ケーブルタイプは邪魔になるので、純粋な変換アダプタのみを入手します。microUSB であり、独自規格の独自形状ではないのがせめてもの救いです。
 常時持ち歩きのケーブル袋(元々はウォークマンに付属していた物)に入れるために1個と、職場に置いておくので 1 個購入です。電池の持ち時間からして毎回職場で充電することになりそうなので職場常駐用は必要なのです。ルカさんほどではありませんが、めんどくさがりなのでそのたびにバックパックから取り出すのはイヤなのです。480円で安いし、手間を考えれば問題ありません。

 しばらくは付属の純正ケーブルを持ち歩いていましたが、PSP go 同様、余分なケーブルを持ち歩くことなく、メインに普通の mini USB ケーブルを据え、変換することで柔軟な充電や通信ができるようになります。もっとも、PSP go は巻き取り式とはいえ一本余分に持っているので、達成できていませんが…これは PSP go 本体を USB モードにしなくても充電できるようになるだけでかなり意味があるので、当面目をつぶることにします(==
 ついでに、PSP go立てるためのスタンドを買いました。ストラップになっていて、たたむとただの小さな板片なので邪魔になりません。PSP goロケフリでテレビを見たり、動画を再生したりしたときに手で持っているしかなく見にくかったですが、これがあれば安心してみることができる気がします。なお、ストラップ部分は金属でかしめてあったため、機器に傷がつきそうなので切除しました。ストラップ状にして使うつもりもないので単品で良いのです。
 もう一つは、予備バッテリ。幸い、このタイプは以前しようしていた小型無線機 (ICOM IC-P7) と同一であり、KODAK の P880 というデジカメでも使われているタイプ(KLIC-5001) なので、純正品以外が楽に手に入ります。こういう面も最終的には商品価値を高めることになるので、メーカーさんもなるべく一般的な物を使うようにしてほしいですね。何回も使っていて実績のある ROWA の互換バッテリが 2 個セットでも 1,700円程度で手に入ります。
 そんなわけで、標準でも 2 時間程度は持ちますが、充電環境が頻繁になかったり、電池のローテーションを考えると予備バッテリがほしくなります。WM3300R をお使いの方は、KLIC-5001 出検索すると、ROWA 以外でも見つけることができます。もちろん、使用は自己責任でメーカー保証対象外ですが。あと、USB から給電しながらも使えるので、普通に USB 出力のモバイルバッテリや USB 出力の AC アダプタ(モバイルクルーザーなど)から給電しながら長時間使うこともできます。その場合、電池への充電は保護のため 7〜8 割程度になるそうです。気を使ってくれます。