お食事

 終了して、降りるまでそれなりに時間がかかってしまい、降りる頃には15時をすっかりすぎ、16時が目前でした。どこか観光がしたかったのですが、残念ながら時間がなく、見送りとなりました。明日もお仕事ですし、無理をせず早めの出発を帰するため、ちょっと厳しいのでお食事をして帰ることにしました。ウェブぐるぐるして探したところは、そば処「 常念 」 という、古風なお店です。
 
 ナビに引っかかったのでさっくり到着。駐車場も、観光バスが来ることがあるのか広く取ってありました。本当はお店の裏手に止められるらしいですが…。観光バスが来るといっても、大規模なお店ではなく、むしろ 「バスで来ても座るところあるの?」 状態です。なぞです。中は、峠の茶屋のような感じで古い建物を利用。なかなかいい雰囲気で 「テンザル」 を注文しました。
 これがなかなかのあたりで、てんぷらがおいしい! たらの芽のてんぷらがあったのですが、これがサクサクの仕上がりであり、かつ、素材の香りが殺されていない感じで、すごくおいしくいただけました。他のてんぷらもこれに準じる仕上がりで、どれも食べていて失敗という感じの物はなく、これほどおいしいてんぷらは東京の名店でも実際はなかなか出てこないほどです。
 おそばのほうもそれなりにおいしかったですが、こちらは普通。少なくとも、てんぷらほどビックリさせられる味ではありませんでした。蕎麦湯も最初に提供されてしまったので、いただく頃にはすっかりさめてしまったのが残念ですね。いくら私が猫舌とはいえ、さすがにこれはさめすぎです;
 とはいっても、お店の雰囲気もお味もすっかり満足して撤収しました。あとは一路、東京の自宅を目指します。サヨウナラ信州〜。途中は、渋滞で10分ほど混んだものの、他は目立った渋滞もなく、スムーズに自宅に帰りつくことができました。さすがにやっぱりこれは黄金週間とはいえ、月曜火曜はお休みにする人が多いでしょうから、こんな日に帰る人はそれほど多くない、という事のようです。