今日のぐるぐる

 個人的には、PS2 のジョイパッドは使いにくいので Xbox360 用のジョイパッドが使用できるとうれしいのですが。

 キャッツさんは何かと思ったら、木更津キャッツアイという映画の名前だったりするようです。それが人気で、舞台となった待ちに還元できるかどうかというお話らしいですが、別に「売れたんだから分け前を頂戴」 とかいってるわけじゃないようで安心しました。でも、こういうのって、町がまだ活性化するまでは、撮影部隊を手厚い歓迎で全面協力してくれたりするわけですが、その後本当に活性化してくると手のひらを返したように、撮影は迷惑だのこの時間はダメだとか厳しく許可を取れだの言い出すんですよね…。
 すごく余談なのですが、千葉県の不遇について。関東近県で、一番悲しいのが千葉県かなぁ、と思います。いろいろがんばってる割にはイマイチ火がつきません。例えば、幕張メッセも会場としてはかなりよいのですが、場所が東京から遠いし、電車も不便だしと、立地面としてはかなり嫌われています。規模的に問題がなければ、ビッグサイトの方がたくさん集客が期待できます。どちらかというと、面積的にメッセじゃないとできないから、仕方なく、メッセで開かれてるという感じのイベントが多い気がします。
 千葉県が不利なのは、首都圏の地形の左右逆の L 字形構造によると思います。つまり、主要な高速道路、新幹線、幹線道路は、東北から埼玉なんかの北関東を経て都心に入り、神奈川方面へと抜けていく形状になっています。この経路に千葉県が入らないので、例えば途中下車的感覚による宿泊施設や観光地(テーマパークや日帰り温泉、xx菜園・公園など)への集客が見込めません。千葉県へ行くには、あえて L 字型の大動脈から外れて、文字通り、千葉県の方へ 「足を向ける」 形になるわけです。
 もちろん、新幹線や高速道路なんかは一路目的地、例えば東北なり大阪なりに行ってしまうので、通過箇所の収入は見込めませんが、それでも感覚的に、例えば、支社なり営業所なりを作るときに、たくさんの人が行きかっている途中の方が、疎外感がなく作れると思います。たとえたくさんの人が降りてこなくても、人が行きかっている、それだけで多少なりともにぎわう原因となるものです。
 そのおかげで、海や山を同時に味わえたり、外房の太平洋に面したダイナミックな海を体験できたり、適度な山岳活動ができるというのにそれほどにぎわっていないのが実情だと思います。先ほどの木更津も、横須賀線に乗ってずっと東京から行って見ると、千葉を過ぎたとたんかなりさびしい景色が広がり、木更津につくころには 「う〜ん、首都圏?」 と思うような状態になっているわけです。地元の人が必至にがんばろうとするのもわかります。
 でも、難しいのです。例えば私が千葉に遊びに行くとすると、都心、首都高の中心を突っ切って千葉に入らないといけません。もちろん湾岸線経由もありますが、西方面からの湾岸線へのアクセスは JC が多くて意外と行きにくく、あまり変わらない印象があります。そのせいで、渋滞にはまるという印象がぬぐえません。これが西方面ならいうまでもなく、また、北方面でも関越方面へ抜けてしまえば楽ですのであまり面倒な印象がありません。
 また、北方面からの来訪者のことを考えると、例えば、首都高なら C1 6 号を経由して、千葉方面へとつながる 7 号線か湾岸線を利用していくことになるわけですが、その場合、なんと 6号線から 7 号線へ行く道が用意されていません。6号線からは C1 へしか行けないのです。一応、C1 から 7号へはいけますので、ぐるっと一周するか、箱崎で U ターンしてくれば 7 号線へ行くことはできるのですが…。
 いく距離も変わらず、実際には時間もそれほど変わらないのですが、なぜか、房総方面へ行くのは、すごく遠くへ出かけるというか、ちょっと面倒なところに足を向けるような、そんな不思議な抵抗感があります。それが、先述した、逆 L 字型の首都圏の動脈から外れて行き止まりに入り込む閉塞感から来るのかもしれません。