USB 充電相関図

 前に日記で書いた気もしますが、図にしてみました(PDF)
 わかりにくい図ですが、基本は、PC があれば、その USB ポートを使ってできるだけすべて充電可能なように考えています。PC から電源供給をするのは、PSP などで使われている一般的な丸型のコネクタの付いた USB ケーブル、それをだいぶ細くしたようなもの、そして、普通に USB でデータ通信をする時に使われる miniB タイプの USB ケーブルです。
 充電のためには合計 3本。AC アダプタをそれぞれ持ち歩くことなく身軽です。今使用している携帯電話が X01HT for DoCoMo なので普通の USB コネクタから充電できますが、もしこれが普通の 3G や mova 携帯電話だったらそのためのケーブルが別に一本必要になります。
 「USB 汎用リチウムイオンバッテリ」 というのは、USB 出力端子の付いたバッテリパックです。ここの USB ポートに先述のそれぞれのケーブルを接続すれば、PC につないだのと同じように各デバイスを充電ができますし、この電池パック自体も、PC の USB ポートから充電できます。うっかり出先で何かの電池が切れた時に便利です。
 図は複雑ですが、基本は 「3種類の USB ケーブルでほぼすべてのデバイスを USB ポートから充電できる」 という状態です。例外として、5V の丸型コネクタが直接本体にさすことができない Bluetooth のレシーバなんかは、充電スタンドが必要になります。ただスタンドには丸型コネクタをさせますので、やっぱり USB から充電できます。
 ちなみに、Bluetooth source というのは、MP3 プレイヤーなんかのデバイスにつないで Bluetooth で飛ばすための装置で、Bluetooth receiver というのは、それを受けてイヤフォンなんかをつないで音楽を聴くためのデバイスです。音楽デバイスそのものが Bluetooth をサポートしていれば source 側の Bluetooth 装置は必要ありません。
 また、デジカメ P880 と IC-P7 の充電は、直接 USB からできるわけではなく、電池パックを別のデバイスで USB 経由で充電できるようになっています。別のデバイス、というのは、"Movie vision S" という、動画プレイヤです。これのバッテリパックが、NP-60 という形式で、それと互換性のある KLIC-5100 というバッテリパックを使っている P880 と IC-P7 のバッテリも、これを使って充電できるわけです。
 また、電気的に互換性があるので、FinePix F710 のバッテリもこれで充電できます。大きさが少しあまるので、何かスペーサを入れないといけませんが、適当に何かで押さえておけば問題ありません。なお、F710 は丸型コネクタで本体で直接充電もできるので、これで充電をすることはあまりありません。
 動画プレイヤとしてはあまり使っていませんが、大きさ的にも結構小さくて邪魔にもならないので、バッグに常時入れています。気が向いたら音楽も聴けるしw
 ノイズキャンセリングヘッドフォンは、単 4 の乾電池が必要になります。なくても音は出ますが、ノイズキャンセルができなくなるので必要です。これも、乾電池は高くつくので、ENELOOP の単 4 のを使用して、充電して使います。この充電をするのに、USB ポートにつなぐ充電器が市販されているので、それを使うわけです。ただこれは、電池が入る分の大きさがあり、邪魔なので携帯はしていません。オフィスにおいてあったり、旅行の時にもって行くことがある程度です。
 W-ZERO3PSPエネループカイロ、デジカメ F710 はすべて USB 経由の丸型コネクタで充電されます。一番活躍するのがこのケーブルですね。USB miniB コネクタは、普通に USB ケーブルとして利用するためにも持ち歩いているので、MovieVision S を充電する以外にも使えます。細い丸コネクタですが、これはある意味特殊なので、短い 5cm くらいのものを持ち歩いています。
 いろいろと書いてあると、持ち物が多そうですが、コンパクトに収まっています。本来なら、これら全部にそれぞれ AC アダプタがあり、普段持ち歩くのは到底無理と思われるわけですが、USB から充電できるという環境を作ることによって、手軽に充電できる環境を持ち歩くことができます。図の中にある 「USB 5V 出力つき AC アダプタ」 というのは、USB コネクタで電源だけを供給する小型の AC アダプタです。これさえあれば、PC がなくてもコンセントがあれば USB という形で充電ができます*1
 なお、これらのうち、USB から充電が可能と公式に書かれているもの以外は、非公式です。つまり、万一故障したり爆発したりしてもメーカーは責任を取ってくれません。あくまで自己責任になります。電圧と、消費電流を確認して、PC が電流を供給できるか確認しないといけません。この辺については request があれば再掲したいと思います。

*1:ただし、X01HT については PC からのデータ信号の検出が必要らしく、ここからは充電できません