しょうせんきょう

 次は、最期の観光目的地、昇仙峡です。ここは以前も来た事はあるのですが、また来てみました。ここは桜はないのですが、ついでにのんびり観光できるところ、ということで最後の目的地に付け加えた感じです。せっかくお近くですしね。それほど遠くなく、ややあってすぐ到着です。
 前回は、少し歩いてほうとうを食べて帰宅したのですが、今回は、前回は乗らなかったロープウェイに乗ってみて、お山の上まで上がってみる計画です。ロープウェイ乗り場は昇仙峡の位置よりは少し先にあって、別の集落みたいなところから乗る形です。あまり繁盛してる感じではありませんでしたが、季節柄か、それなりに人がいました。
 ロープウェイは20分後とに出発していました。結構年季の入ったロープウェイで、乗車時間はおよそ 5 分程度。それほど高いところを走るわけではないので、恐怖感の少ないタイプでした。どこ製か書かれていませんでしたが、ガラスにスイスのロゴがあったのでスイスからの輸入かもしれません?
 山頂は…それほど何かあるというわけではありません。神社が一つと、あとは、歩いていける展望スポットが 2 箇所ほどあります。そういう意味では、あまり広くない山頂です。ところどころ岩肌があって、白いので、この白いのが、あの下から見たときの白い岩なのかなぁ、と思いました。ただ、下から見るとつるつるしてそうなのですが、実際にはざらざらです。
 展望台に行って少し見たあと、コーヒーを飲んでくだりのロープウェイで下に下りました。ここ、ロープウェイで来る割には、ちゃんと車の道もあって、軽トラックが結構止まっていたりしました。もっとも一般車は入ることができずあくまで関係者の業務用ですが、ロープウェイでたどり着くとなると、やっぱりこう、車では来れないような秘境であってほしいものです(←…)。
 下にたどり着いたあと、隣にワイン博物館みたいなのがあったのですが、入場無料なのにつられたところ、なんか中は単なる試飲コーナーとお土産販売みたいな感じだったので、早々に退散してきました。ワインは好きですが、どうせ運転する私は飲めないし〜。
 その後、ほうとうを食べに以前行ったお店に戻る予定だったのですが、急遽予定を変更して、きれいそうなお店があったのでそこで食べる事にしました。ただここ、お料理はともかくお店の体制としてははずれでした。お店の中は確かにきれいだし、お料理もおいしかったし、清潔感もあったのですが…。
 まず、駐車スペースに車を止めると、特に管理人さんがいるわけではなかったのに、なんと、遠くからバイクを飛ばして 「ここはxxxの駐車場なんですが」 と言いにきます。そんなこといわれなくてもわかってるわけですが、どうも、見ているとこのバイクのおじさんは、車が来るたびにバイクで 「出動」 して、そのことをアピールしに行くようです。
 う〜ん。どうしたのでしょう。もしかして、ココの商店の皆さんは仲が悪いのかな? 自分の駐車場に止めたお客さんが他のお店に行ったりしてけんかをしてトラブルにでもなったのでしょうか。なんかこう、セコセコしていてイマイチな感じです。
 もう一つは、お子様。若い奥さんが店員さんをしてるのですが、その子供 (5歳くらい) が店内をうろうろしています。お仕事の場所である店内に、子供がうろうろしているというのはちょっと常識がありません。しかも、お店の中にいちゃダメだと注意するどころか、「じゃぁ、xxちゃん、お冷のおかわりを入れてきてあげて〜」 とお冷をつぎに行かせたり、オーダーをとった紙をキッチンに持っていかせたり…。う〜ん、お店ごっこじゃないんですが…。
 その他、オーダーをとってる時にお母さんの腰に子供がしがみついていたりして、それを当然のようにしていたりと、なんだかイマイチ感たっぷりです。お店全体的にだらしないのか、このお母さんの親御さんと思われるくらいのお年のキッチンの人が、暇な時に入り口に近い客席に座って、おしゃべりをしていたり…。バイクのところでは厳しくしているのに、自分たちの経営はだいぶ適当のようです。
 お店の中もきれいなのですが、もったいないです。お料理も、ほうとうは普通でしたが、岩魚の塩焼きがとてもおいしかったです。身もふっくらしてましたし、大きさもそれなりにあってよいお味でした。それだけに、子供の問題とかしっかりしてほしいところですね〜。
 その後、お店の脇から、水晶コーナーを通過して、下に行って滝を見てきました。ここは、昇仙峡のお散歩ルートの終点で、その終点にある滝だけをつまみ食いで見る形になります。本当はもう少し歩いてもよかったのですが、時間的に結構遅い事もあり、今回はやめておく事にしました。
 帰りがけに、ワイン屋さんによって、今回来なかった人にお土産を買ってく事にしました。ここ、さっき行ったワイン博物館と同じ系列のところなのですが、ここからは、さっき見た滝を上から見ることができたりと、観光スポット的にもよい場所です。窓際に見ることができるので、ここでコーヒーを飲めたら最高なのですが、残念ながら、ワインしかありません(@@
 私はテイスティングできないのでアシさんにまかせてワインを 2 本と、ぶどうジュース 2 個を査収。ワインはお安いので済まそうと思ったのですが、あまりにお勧めされて上手だったのと、アシさんが味の違いがわかったみたいなので、よい方を買ってしまいました。結構説明も上手でなかなかよかったです。
 その後は一路帰宅です。途中、渋滞が発生しましたが、それほどうんざりするほど長距離・長時間でもなく帰宅することができました。談合坂で休憩をしてコーヒーとかを査収です。前回ココに来たときは駐車スペースすら確保できない惨憺たる状態で、その反省を生かして、多少遠くても確保できる駐車スペースはすぐに確保しましたw
 21時くらいにはすっかり無事に帰宅できました。