賢明さ 0

 親知らず。4本くらいあるわけですが、私の場合既に 3 個撤去済みです。すなわち、残り 1 個となっていました。この残り 1 個は比較的素直に生えているのでもったいないのですが、一つは軽く虫歯になっているということ、もう一つは、反対側にないのに片方だけ生えているのはバランス的に好ましくないことを指摘され、このたび撤去することになりました。
 なにしろ、私の場合は基本的に虫歯がないので、親知らずとはいえ虫歯があるのは不名誉です(@@ 修復できなくはないけど、歯のバランスを考えた時に将来押されて歯並びが崩れる原因にもなるそうです。そもそも、歯は対向の歯があるのが設計上の想定らしく、対向の歯に当たるまで伸びる仕様だそうで、すなわちそれは対向の歯がない以上伸び続けてしまい反対側にある歯茎を傷つけることもあるそうです。
 というわけで、撤去。実は、前抜いた時は比較的深い状態で抜いたのでそれなりに音がしたり圧力を感じたりして抜いた実感があったものです。痛みはなかったのですが、やっぱりイヤな感覚です。というわけで、今回もそれなりにドキドキしながら向かうことになりました。
 お仕事を途中で抜け出して行きます。まずは麻酔。浸潤麻酔が聞いてきた後針を刺してしっかり麻酔され、時間を置いて訊いてきたのを確認したらいよいよ撤去作業開始です。美容院みたいに目元をタオルで覆われているのでどんな道具を使って何が行われているのかまるでわかりません。が、何かを差し込むというか、はめ込むような感覚があったあとごそごそしてたら 「もう抜けましたからね〜」 みたいに言われました。どうやら気がつかない間に抜かれてしまったようで、いつ抜かれたのかさっぱりわかりませんでした。
 今回は、抜く時の力も感じず、音もまったくなくすんなり抜けたようです。おわってから 「どんなのを使って抜いたのです?」 と訊いてみたら、普通にペンチみたいな道具でした。こんなのを使って抜いた割にはさっぱり抜かれた感覚がありません。
 ちなみに、抜いた後に縫合作業が入ったので実際には抜けましたといわれたあとしばらく作業があったのですが、むしろソッチの方が口をあけてるのが大変でした。
 なんにしても無事抜けました。痛みどころか抜けた感覚もゼロ。まぁ、歯がかなりきれいに生えていたので問題なかったようですが、前回のきちんと生えきっていない段階で抜いた時はそれなりに感覚があったわけで、今回は良い感じとなりました。
 血圧が上がるような運動や入浴をしないように言われて処方箋を受け取り終了です。う〜ん。不思議。みてみると、すっかり歯がなくなっていました。なんかこう、やっぱりシムシティでブルドーザアイコンをクリックして 「ドドーン」 と整地されてしまった、あんな感じです(**
 痛み止めと抗生物質を呑まないといけませんが、食後に間違いなく飲み続けないと厄介なことになるといけないので怖いです。夜ご飯は、まだ麻酔が完全に切れていないことや、患部への刺激を避けるために、オートミールにしました。あまりおいしくない;