動画消化

ヒカルの碁 #1-1〜#2-1

  • 周囲に読んでた人が多くファンも多いこの作品。私は実は初めて
  • 部分金髪の小学生か〜。目立つね。
  • ルールを知らなくても楽しめるようで安心
  • 勝負物は苦手なのよね
  • ルカさんのお薦め

 さて、誰でも知っている有名作品、通称ヒカ碁ですが、私は実は一度も見たことも知りませんし、内容も知りません。ある程度有名になったり話題になれば見始めたりする私なのに、なぜ?という感じもしますが、答えは結構明確で、いわゆる 「勝負物」 はあまり好きではないからだったりします。
 例えば、将棋とか、野球とか、サッカーとか、テニスとか、はたまたポケモンスタジアム?みたいな物とか、とりあえずそういう物をテーマにした物は基本的に好きではありません。アニメに限らず、映画でも野球とかカーレースなんかをテーマにした物はまず見ません。
 映画やアニメの流れが定番化しているのは仕方のないことで、それを指摘するのはある意味タブーだったりするわけですが、それでもまぁ、特に気になるのがこういった作品の傾向であり、ちょっとそれが苦手です。他にも、極端な演出、独り言の多さ、精神論、熱血重視というのが多く、どれも私の苦手な要素です。
 なので、スポーツに限らず、何らかのルールが決まっている枠の中で戦ってるというか「勝負」をしているのを書いている作品は、最初から見る対象に入っていません。同様に最初からフィルタリングされている有名作品としては、ここ数年ではテニプリなんかもありますね。昔々ではキャプ翼とかも興味なしどころか、好きではない作品でした。
 さて、そんな中、ヒカ碁の消化を開始したのは、ルカすけのおすすめだったからです。他人のお薦めは聞いておく物です。最近では、おすすめを聞いておいてよかった作品としてはコードギアスがありますね。これも 「ロボット物は範囲外」 の私のテリトリーの中で、おすすめされたのであえてみたところ、意外にもおもしろかったというよい例です。なので、今回も楽しみにしてみた感じです。
 感想ですが、今のところ、おもしろいですね。単なる碁の話かと思ったらちゃんとちょっと込み入った話があって楽しめています。まだ序盤ですが、引き続き消化を薦めてみようと思います。こういうのってバランスが重要なんですよね。
 ただ…これから危惧している 「消化中止要素」 を考えてみます。序盤はおもしろかったのに、急につまらなくなって消化中止もしくは放置wとなった作品が結構ある物です。魔法少女物なんかでは、単発でやってくる敵のラスボスが見え隠れし始めて、1 話完結の話から、連続になり始めたあたりからつまらなくなりますw
 今回の消化中止として可能性があるのは…

  1. ヒカル自身が碁に目覚める

 程度問題だとは思いますが、碁に興味のなかったヒカルが碁に興味を持ち始め、勉強を始めるパターン。当初この作品を見る前は 「少年がひょんなことから碁を打つようになり、次第に勉強してライバルを打ち負かしながら成長する(ありがちな)物語」 だと思っていたので興味ゼロだったわけですが、それが見始めてみると、平安時代の天才碁打ちの幽霊が現れてともに将棋を打ち、世間を驚かせていくというちょっと変わった内容だったために、消化続行をしてるところがあります。
 これが、素直に言われるとおり打っていればいいわけですが、そのうち 「ボクが勝ってるんじゃない。みんなサイの実力じゃないか。みんながスゴいと褒めてくれるが、コレはボクの実力じゃないんだ。それが悔しい…」→ 「ボクも碁を勉強する!」「いつまでもサイの世話になってなんかいないゾ!」 といいだして、次第に勉強し実力をつけていき、やがて自力で打つようになる、なんていうのはありきたりのパターンで、とてもさめてしまいます。この場合は、消化中止になると思います。例えば考えられるシーンとして妄想するとこんな物w

    • 碁を学んできたヒカルが重要な局面でサイに言われた手とは違う手を主張し、打ってしまう。最初はそれが原因で負けるか苦境に立つ
    • 独断専行を反省したように見せて、しばらくして次もまた同じ事をする…が今度は勝つ。打つ時の決めぜりふは 「ここは俺を信じて、俺の思うように打たせてくれ!(ヒカル)」
    • 勝った後「すごい!こんなに成長しているとは!(サイ)」(サイの手よりヒカルの手の方が上だった)
    • 「キミはボクを超えたよ…キミには元から碁の才能があったんだ。だからこそ、ボクはキミにとりつくことになったんだろうね(サイ)」
  1. サイとヒカルが碁で対決する

 1.の派生ですが、成長したヒカルが、サイをライバルとして戦うようになる。この場合、サイを練習相手として最初は指南されるけど、そのうち追い越して、最期は 「師匠を負かした」 感じの流れでサイを破るヒカル。1.で書いた最期の決めぜりふと似たような物プラス 「君と僕は会う運命にあったんだ。そして、ボクがこうして今まで成仏できないで碁盤にとりついていたのは、いつかボクを打ち負かす強い碁打ちに出会うためだったんだ」 的発言→ヒカルに負けたことで成仏&最終回、のパターン。まぁ、この場合は、途中で消化放棄してしまって最終回がどうなるかは私が知ることはないと思いますがw

  1. 大会ばかりの話になる

 1.2.の流れになる上で、その舞台がどこになるか、お話の中心がどういう風におかれるのかがいろいろ変わってくると思いますが、その中心が大会中心、大会を勝ち進むまたは大会のためだけに猛特訓する話になってくると冷めるので、消化中止となると思います。ただし、1.2.の流れにならず、あくまでサイの指示通りに碁を打つ、または、サイとヒカルで相談して作戦を考え試合に臨み、あくまでサイの指示で大会に参加する、というのであれば、消化は続行出来ると思います。まぁ、試合色と、その演出が体育会系にならないかどうかにかかってくるとは思いますが。
 まぁ、そんな感じで、消化中止要素をいろいろと考えてみましたが、そうならず、楽しめていけることを期待するばかりです。設定と流れは今のところよい感じなので、あとは、例えば、ヒカル&サイの組み合わせであまり天才要素を強調しすぎて鼻につくような演出にしないこと、波をどう作るかが重要かと思います。
 ひとまずこのまま、ヒカルはサイに言われたとおり打ち続け、碁に興味を持ったり、碁を覚えていったとしても、あくまでサイ主体であり、自分で打ち始めることがない展開を期待したいところですが…元がジャンプ作品ですし、はやりの流れを考えるとやっぱり自分で打ち始めて戦っていくっていう体育会の流れになるんじゃないかなぁ、途危惧しています(@@ あくまで、サイ主導の碁打ちを続けていき、世界観を広げていくヒカル君であることを期待します。