今日のぐるぐる

 楽しい終末の後には、月曜日。今週もがんばるゾ? SS は、昨日小屋で頂いたカレーライス。からい! 金属の食器がものものしさを感じます。そして、お皿の横には謎の物体が…つけもの?

 疑問系なのに「?」が末尾につかないのはなんか違和感が…。でも、こういう文書書く人いるんですよねぇ。なんか、問いかけではなく断定されて意見を押しつけ・強要されてるようでちょっと。それはそうと、うちらは 「スクリーンセーバは自由だけどモニタの電源は切って帰ってね」 というのがガイドラインです。これは最近 「ブーム」 で始めた物ではなくて、CRT モニタ時代からのガイドラインです。重要なのは 「使っていない無駄を省く」 事であり、利便性や使い勝手を低下させるような物は採用しない事です。PC を落として帰るのは自宅からターミナルサービスで接続して使う事を考えると即 NG ですね。あと、SMS とか使っていると、PC は常時電源 ON にしておくものです。

 個人的には、日本の業者さんが使う言葉でよく理解できないのが 「3ニンゲツかかります」 みたいな言い方ですね。どうやら 「一人が3ヶ月かかって終わる作業」 らしいんですが、見積もりの計算基準がそんな 「人手」 なんて、なんだか原始的でイマイチ感たっぷりです。リソースマネジメントとかかなり苦手そうな雰囲気たっぷりw

 まず基本は 「評価する能力のある管理職がいる」 事が、成果主義の大前提です。日本という土壌は、それまで成果主義ではなく「年取ってれば偉い」 という制度が会社以外の社会でも、日本全体に蔓延していたました。その背景で、例えばエンジニアも 「ある程度過ごしたら管理職になって”楽をする”」 みたいな文化がそれなりにあったりして、暗黙のうちに 「若い頃は下働きで苦労して、やがて管理職でのんびり過ごす」 みたいなすごい話があったりして、それが何十年も社会システムとして成立してきました。
 つまり、「管理職としての」能力がある人が管理職になっていないわけで、その人たちにある日突然「成果主義になったので細かく評価をしてください」と言われても、そもそも、本当の管理職のスキル、評価/管理をする能力があるわけがありません。管理職なんてなってから学べばいいんじゃない?というのも、よほど本気で学ぶ気がない限り無理なわけで、年功序列的のぬるい環境できた職場にその「本気にさせる」雰囲気はそうそうないと思われます。
 昨今年功序列はだいぶ廃れてきたと思いますが、それでも次のステップとして 「マネジメント能力のある人が管理職になる」 システムと、人に対する評価やマネジメントのやり方をきちんとトレーニングしてマネジメント能力を身につけてもらわないといけません。エンジニアが経験を積むと自動的にマネジメントが出来るなんて事は決してありません。
 マネジメントはエンジニアリング能力とは全く別のスキルであり、それは、エンジニアリングスキルと同じように、きちんと勉強しない限り、ほっといて自然につく物ではありません。丁稚制度みたいに 「見てれば身についてる」 なんてほど甘い物じゃないわけで、それが理解できないうちは、本当の成果主義なんて無理な話です。まさに、おままごとの世界(←ぉ)。マネジメントはそれで一つの専門能力であり、重要な商品。寝ていて身につくレベルの年功序列時代のマネジメントなんて、1 円の価値もありません。