美食倶楽部

 ルカさんがこよなく愛するカップ麺。私も移動のときなんかにはお湯を沸かして簡易的にお食事を済ませるためにカップ麺を導入しようかと考えています。しまだやのおうどんで手作りもいいのですが、カップ麺の方が時間短縮になります。容器も洗わなくてすむしね…。それに、なによりもルカさんのお勧めなのですから。
 さて、そんな中、日記読者の方より 「カップ麺を作るときにお湯の代わりにミルクで作るおといしいよ」 というご意見を前に頂いていました。なんでも、味が洋風になり、スープパスタのようになるので洋食が多い私には特に合ってるんじゃないかとのことです。本来なら、カップ麺をこよなく愛するルカさんに尋ねれば、きっと正解を得られたのかもしれませんが、それではやっぱりいけません。自分で試してみるものです。
 というわけで、今日はせっかく時間もあることですし、実験してみることになりました。用意したのは

  1. 明治 「おいしい牛乳」
  2. 日清 「カップヌードル

の組み合わせです。カップヌードルは、シーフードをお勧めされてたような気がしますが、定かではないので、まずは普通ので試してみることにしました。ミルクを加熱します。SS はその様子を時系列で撮影したもので、左上、右上、左下、右下の順で

  1. ミルクを加熱する
  2. ふきこぼれる
  3. 煮沸されたミルクをカップ麺にそそぐ
  4. 3分待って召し上がる

という風になっています。さっそく出来上がったので頂きました。まず、出来ですが、普段なら 2.5分でいただくものを、規格通り3分待って食べました。個人的趣向ではなく、まずはマニュアル通りにきちんと作った時にどのようになるのかを知らなくてはいけません。臥龍を出すには、まず基本を押さえてから。これ、基本ですw
 さて、3分待ったものの、どうも、ミルクだと浸透圧が違うのか、温度が違うのかわかりませんが、麺とお肉がちょっとまだ堅かったです。生というか、乾燥状態が残っている感じです。スナックっぽくて悪くはないのですが、3分待った規格通りと考えると、ここはきちんと出来上がっていなくてはいけません。ただ、エビと卵はちゃんとでき上っていました。
 次に、お味ですが…意外に微妙です。なんか、変な感じで、期待していたようなスープパスタみたいな感じでもないようです。ちょっとひつこい感じでしょうか…。まぁ、使ったのが、味が濃く、冷たい状態で飲んでおいしく感じる「おいしい牛乳」 なので、もっとあっさりした普通のミルクを使えば感じは違っかもしれませんが、とりあえずこのミルクではちょっとひつこいというか、濃いです。おなかすいている時なら、この濃さというかしつこさがおいしく感じられ、満腹感で満足感が得られるかもしれませんね。
 とりあえず、結論としては、微妙。おなかすいている時や、他の牛乳で試してみたらまた感じが違うかもしれませんが、現状 「これは美味しい! 次回からもぜひ!」 という感じにはなりませんでした。この話を最初に教えられた時に思ったような 「え、そんなのマズいにきまってるじゃない」 というような事はなく、それなりに美味しくいただけました。個人的な趣味趣向や材料による差異もあると思いますので、もっとこの味が合う人がいるかもしれません。おためしあれ。