どうも

 とあるラジオ番組で 「最近の若者に限らないが、挨拶を "どうも" という人がいる。例えば、トイレで会った時など "あ、課長、どうも…" のような感じで。しかし "どうも" とはなんなのか。"おはようございます" なりなんなり、ちゃんと挨拶も出来ないようで困る。"どうも、お疲れ様です" なり "どうも、ありがとうございました" など、続く物があるべきであり "どうも" で切るのは日本語の文章として完結しておらず、挨拶でも何でもない。(ry」 と威張った口調で語ってる某企業の専務さんがいました。
 でふと思ったのは 「おはようございます」 はともかく 「こんにちは」 は等価なんじゃないかしら、という事。本来は、こんにちは、は 「今日(こんにち)はお日柄もよく」 の今日(こんにち)であり、今日(today)、という意味。挨拶としておそらく、フルセンテンスでは 「今日(こんにち)はよいお天気ですね」 みたいな挨拶になるわけで 「こんにちは」 だけでは 「今日(きょう)は」 だけで切ってるのと同じ。そうなると、専務のいうのと同じ 「日本語として意味をなしておらず挨拶として成立していない」 わけなんですが、どうなんでしょ。古くからあるものは許して、新しい物は受け入れないお年寄り病でしょうか。こんな人が専務なんかやってられるのは、さすが年功序列社会の日本だと思いました。