e-mobile 音声サービス開始

 発表があって、端末が公示されています。魅力的なのは、メールでしょう。いわゆるプッシュ型(自動配信型)のメールは欲しい機能の一つです。音声が使えるのも、端末を一つだけ持ち歩けばいいという意味でよいです。ただ、em-one では対応していないので、音声用端末を買う必要があります。
 公示された端末の、片方がスマートフォン、片方が、普通の携帯状です。当然普通の携帯状に用はないので無視するとしてwスマートフォンの方ですが、これは SoftBank なんかでもおなじみの HTC の端末のようです。スペック表に書かれていない事もありますが、GSMBluetooth,無線 LAN にも対応しています。唯一内のは、USB ホスト機能くらい? あと、この端末だとドコモローミングができません。
 さて、私の運用状態を考えると、日常連絡はほぼ、W-ZERO3 (現アドエス)に集約されています。もちろん、着信専用で、発信を行う場合は紅葉の携帯を使用しますが、それ以外は、公私ともにこのアドエスに転送されています。また、メールなんかもここに届きます。プッシュ型なので、便利です。
 これを、e-mobile の音声端末で置き換えるとどうでしょう。確かに良さそうではあります。データ通信定額制でウェブぐるぐるをするとしても、HSDPA なのでアドエスより高速です。また、料金的にも、基本料金ゼロ、定額の上限も1,000円引きで下限がゼロになるので、事実上月額負担は定額料金・基本料金的にはナシで利用できます。かかるとしたら、ダブル定額料金の上昇分ですね。これはちょっと頭痛いですが。
 アドエスと比べて、問題になるのは、そして致命的なのが、この端末、解像度が QVGA なのです。つまり、十年前の PalmSizePC と同じ。狭すぎます。X01HTQVGA ですが、狭くてほとんど実用になりません。アドエスWVGA なので画面も広く、使いやすいです。なぜ今時 QVGA なのか…理解に苦しみます。コスト削減なのかも知れませんが、かなり痛いです。
 本来なら、アドエスにとってかわってこの e-mobile 端末を使えばいう事なしなのですが、QVGA なので、簡易的な用途にしか使えません。ウェブブラウズなんてもってのほか。PDA として電話帳を見たり予定を確認する程度。手描きメモも画面が小さいので事実上無理です。つまり、em-one は手放せません。まぁ、契約的にも em-one プラスこの音声端末という形になるので em-one が使わなくなってしまったらもったいないわけですがw
 その他の欠点としては、海外で使えません。最近海外行かなくなりましたが、いつ「明日」「今から」 となるかわからない職場なので油断できません。プライベートの番号でプライベートの人たちと連絡がつく事はとても重要です。
 なので、ナンバーポータビリティにも対応するらしいので e-mobile に乗り換えようかな?とも思ったのですが、海外利用が出来ない事、そして、端末が QVGA なのでがっかりしてちょっと困ってる感じです。なんなこう、こういう新サービスって 「!」 と一瞬思わせるのですが、何かしら致命的な大問題を抱えてるんですよね。海外利用は後々対応できるとしても、なんぜ QVGA なんかに…。がっかりでした。