崖の上のポニョとスカイ・クロラ

 今年の夏に話題になった映画というとこれら二つですが、二つとも見ていません。後者は押井さんの作品ということで周囲では数人見に行っていたりしますが、評判は…残念ながらイマイチのようです。なので、その後後に続いて見に行く人がいません。押井さんの自己満足的側面が強く見られるようです。作家さんが良くやってしまう罠のひとつですね。
 同じく監督なんかで反射的に見に行きたくなってしまうのが、宮崎さんですね。崖の上のポニョ…。これは周囲で誰も見に行きません。ご存じの通り、私の周りでは宮崎アニメやスタジオジブリに対する評価は高く、愛好家が多いのですが、崖の上のポニョは誰も見に行きませんw それどころか、新作があれでは、と、ガッカリ感が強くため息が多いです。
 私も見に行く気ゼロ。あのテレビやラジオで流れるテーマソングみたいなのの歌声が生理的にダメなので、券をタダで貰っても見に行かない気がします。内容も歌声から類推するに興味なしというか苦手…。結局誰も見に行ってないので、評価も謎のままですが、言い方を変えれば完全に無視されてる感じでw
 ただ、興行的には成功しているというか、また「記録塗り替え」のようなので、びっくりですね。そもそも興行記録っていつも抜かれてる気がするんですが、そんなに映画産業は急成長してるのでしょうか。なぞです。ポニョは J-wave のグルーブラインでも曲が結構遊ばれていてたのですが、それだけ人気なのかと思いきや、考えてみると遊ばれてるのが「劇場公開前」からだったので、もしかしたら電通とかのメディア戦略が強い作品なのかも知れませんね。