フェリーで長崎へ

 別送品を送りたいものの、送れるのはローソンかファミマだけであり、それらは近くにないため、車に積んでおいて、見つけたらそこで送ることにします。結構走るので、そのどちらかくらいは必ずあるでしょうから、とりあえずは全部積み込んで出発しました。
 こう慌てているのは、フェリーの時間があるからです。チケットを取っておらず 「乗船手続きは 20分前までに」 なんて書いてあるので、飛び込みで行く以上、空きがあるかどうかという事が心配ですし、何分かかるかわからないので、早めに行く必要があります。そそくさと急いで、ナビに熊本港をセットし出発しました。
 フェリーターミナルに無事到着。車が一台も止まってません(^^; 不安になりました。どうすればいいのかな? 乗船する車が止まるであろう番号が書かれたレーンがありますが、車が一台もいないのでどうすればいいのかわかりません。すると、おじさんが一人いて、カードを渡してくれました。ここに車を止めて、中に歩いて入ってカードを渡してチケットを買って、乗船指示を待て、とのことです。
 
 建物の中も閑散としていて、人気がありません。チケットを買い、待ちますが、珈琲を飲むような喫茶店もありません。レストランはあるのですが、11時からの営業でこの時間ではあいていません。仕方なくうろうろ。やがて、時間が近くなると他のお客さんもやってきて駐車場に車も増えました。乗客が私一人、なんていうことにはならなかったようです。
 ウロウロしている間に 「マリンビュー」 という高速フェリーを見かけました。こちらは、もう廃止になってしまうそうです。原油高騰の…という事が昨日フェリーの情報をチェックしたときに書かれていました。原油高騰は去ったので理由が無くなってるはずですが、廃止は廃止のようです。遠くから出航の様子を SS をとっておきました。
 
 来年ここに来ることがあっても、もう見ることはできないオーストラリア製の高速フェリーです。こちらには車は乗せられないので、私がこちらに乗ってみるということは、出来ませんでした。
 やがて時間になり、車に乗り込みます。何が問題かというと、私が一番乗りなのでどうすればいいかわからないことです。これが、2番目以降なら、前の車についていけばいいわけで、焦らなくても問題ありません。けど、先頭ですから…誰も真似をする相手がいないので、うっかり変なところにいったり、怒られたりしないか不安です(@@
 幸いなことに、無事車両甲板にたどり着いて、指示された一で車を止めて、降りました。あとは、30分間お船の旅です。ドライバーには100円で珈琲を飲ませてくれるチケットがついていましたので、それを利用し、コーヒーをのみながら、海を見てのんびり。素敵です。揺れもほとんど無く、あっという間の到着でした。
 
 上陸すると、待っていたのは、雲仙。あの、テレビ映像でしか見たことがなかった雲仙普賢岳が目の前にそびえ立っています。なかなかの迫力です。そして、今日の目的地は、あそこです。