WiMAX WM3300R その後

 ファームアップしてから安定性は格段に向上しましたが、まだまだです。赤ランプになることはかなり減りましたが、移動するとすぐにアンテナランプ点滅して再接続になってしまいます。アンテナランプ点滅は「接続作業中」 という意味で、つまり、一度切れていることを意味します。切れている状態はアンテナランプが消灯するのですが、消灯してから数秒で、点滅、つまり接続作業が始まります。
 WM3300R は WiFi ルータなので端末側からは見えませんが、もしこれが PC にさしてある PCMCIA のカードだったりした場合、アンテナマーク消灯は 「接続先から切断されました。(略)リダイヤル」 なんていうダイヤログが出ている状態で、リダイヤルボタンを押したのがアンテナマーク点滅状態です。
 WM3300R の場合、手動ではなく自動リダイヤル 1 秒に設定してあるのと同じで、PC からみたら、何度も切断されて、つなぎにいって、というのを繰り返している状態でとても煩わしい物です。WiFi だから PC からはそれが見えていないだけ、ましと言うことでしょうか。何にしても、車や電車が動き出すとやがてアンテナマークが消灯して、再接続になってしまいます。この場合、コネクション型のアプリはすべてエラーになり、最初からやり直しになることも多く、正直、電車や車の中でのモバイルには全く使い物になりません。信号や駅で止まっている好きに素早く用事を済ませるしかないのです。
 高速ハンドオーバーなんて歌っていますが、ハンドオーバーは滅多にできずにしょっちゅう切断されています。高速ハンドオーバーなんて謳っていない e-mobile は切れることは滅多にないのに、高速ハンドオーバーなんて謳っている WiMAX がハンドオーバー失敗で切れてばかりなのは、なんかダメすぎですね。WiFi でつながるので便利なので使っていますが、ほかのまともな物が出てきたら、すぐに解約すると思います。