食材管理のコツ

 まぁ、いまさら感がありますが…。
 食材管理になれてない人(苦手な人)は、自分で作るメニューはある程度決める。調理が趣味な人は別として、生活の義務としての調理をしてる人は、一定のレシピで固定する。作るお料理は、15種類以内に収める。せっかく計画的にするなら、ついでに栄養価もちゃんと考えておくと健康的で良い感じ。
 メニューが決まることに罪悪感を持つ人がいるけど、食事は一定の栄養補給を目的としてるので問題なし。創意工夫をするのは、あくまでお料理が趣味な人と、あとは誰かに食べさせる義務のある人。
 食材は仕入れたら、小分けにする。品質管理シートを使用します。これは、買ってきた日付、破棄期限、品名、分量をメモした付箋(5cm*2cmくらい)を食材に貼り付けること。私は、専用のシートを作成して使っています。冷凍に回したほうれん草などにも必ず添付します。
 破棄期限を過ぎたら、問答無用で破棄します。どの食材をいつまでに使えばいいか、大まかに管理しておきます。小分けするため、ビニール袋なんかは、惜しみなく使います。基本的に 「20入ってる入れ物から 5 だけとって使う」 という使い方をしない。もったいないと思うかもしれませんが、使用期限切れで破棄品を大量に出すよりは、安く上がるでしょう。
 これは、スタンバイにしたものにも適用します。例えば、明日食べるためにつけおきしたお肉とか、トリミングしたパセリとか、ライスとか。とりあえず 「食料があるんだけど、いつのものか、いつまで食べれるのかわからない」 というものを一つもなくします。
 うちは基本的に期限切れによるロス(廃棄品)はめったに出ません。お惣菜ではたまに出してしまいますが…。これは 「計画外の物を勝手に買ってくる」 事によって発生するので、買って来たら全部消費するつもりにしておく必要があります。お惣菜には、お店が書いた使用期限の日付と時間が書いてあるので、それに従って廃棄します。間違っても 「まだ大丈夫でしょう」 はダメです。
 周りを見てると、多くロスを出してる人の大抵は、品質管理をしてません。また、調理も作るときになってから考えてる人が多いようです。買うときに、何を調理するのか決めておく必要がありますね。買った分量から、何がどれだけできるかを考えられるようにしておくといいでしょう。不意の外食なんかで予定が狂った時も、品質管理シートがきちんと貼ってあれば、計画を変更する時も楽です。