京ぽん 2 レビュー

 まずは、色。これは本来、柿ぽんがよかったのですが、5 日間待つのもいまいちというか、この手の商品はやっぱり新鮮なうちが一番なのでシルバーとなりました。オレンジといっても、本当に柿色というよりは、中央線カラー! 中央線ユーザーとしては気になるところです。ピンクも、ピンクというより少し赤みがかった薄いブラウンに見えなくもないので、男子でもピンクはよいかも。シルバーが売り切れでも、ピンクを選択肢にしてもよいかもしれません。とりあえず、女の子女の子したピンクじゃありません。
 シルバーは、丁度よいシルバーです。下手に光沢もなく、センターの黒い部分にはヘアライン処理もされていて質感も劣りません。PHS というと安っぽいイメージがありますが、FOMA 携帯に負けていません*1。ただ、ちょっとガンダムちっく。デザイン的には、ぱっと見 au の携帯?みたいな感じです。
 ふたを開けてみると、あけたときの、カチッっという音は、カタッっという音になった感じです。これは新しいからかも? 個人的には、二つ折り携帯の嫌いなところとして、このあけたときの安っぽい固定音みたいなのが苦手なので、ぜひ無音にして欲しいところです。今の技術なら、コストも変わらず音を出さずにノッチ固定みたいな事くらいできそうなものですが…。
 ボタン類は、以前の独立タイプから、SH *2 と同じような横一列型デザインになってます。これ自体はあまり操作系に影響を与えないと思いますが、残念ながら以前から気になっていた、打ったときのカチカチ音(クリック音) は消えていないようです。これは他の端末よりも大きい音が出ていて、車の中とか静かなところで打ってると結構目だって気になったので、ぜひ改良して欲しいところです。
 もう一つ、以前の京ぽん 1 では、上部のボタンが銀色だったりして質感が違うために、機能別に直感的に視覚から操作ができた部分があるのですが、今回全部同じ透明プラスティックの物に変わってしまったため、若干操作しにくい部分があります。慣れの問題だとは思いますが、デザイン的には統一感が出たとはいえ、ちょっと残念ですね。
 液晶画面については、一応大きくなってるようですが、正確な比較はできません。というのも、京ぽん 1 では、覗き見防止フィルタをつけていたので、彩度や輝度がだいぶ落ちて見えます。そのため、京ぽん 2 の生液晶がかなり綺麗に感じたわけですが、これが性能向上なのか、単にフィルタがないだけだからなのかはわかりません。京ぽん 2 用のフィルタはまだ置いてなかったので、現在はフィルタなしで使用してます。

Opera と 128K 通信ウェブブラウズ

 さて、肝心の 「ウェブブラウズ&メール機能」 です。まず、ウェブブラウズ自体には、今回の京ぽん 2 で、2 つの性能向上要因があります。一つは、端末そのものの処理能力が上がったこと。詳しいことは知りませんが、よりパワフルな CPU (?) などを搭載してるようです。これは、ウェブに限らず全体的なレスポンス向上に寄与していますが、特に重くなりがちなウェブでは威力を発揮するようです。
 もう一つが、回線速度向上。京ぽん 1 では、32k しか使えなかったのが、128k 対応となりました。最近のサービス名称では 「x4」 とか呼ばれているものです。これにより、ネットワーク部分のアクセス速度が上昇します。問題なのは、先述の速度向上がこの 128k アクセスの処理をこなせるくらい行われてるか、ということなのですが…。
 体感としては、そこそこ向上してる、程度です。並べて比較したわけではありませんが 「すごい! 4倍の速さ!」 という実感は全くないものの 「変わらないじゃん?」 という事もありません。特に、重くなりがちな MSN Hotmail なんかを見ると、一応まともに操作できるくらいにはなるのでなかなかいい感じかもしれません。見れるサイト、見れないサイトという意味では変わりがありません。中には、勝手にテキストベースのシンプルなサイトにフォワードされてしまうところ*3もあり、ちょっとこまりものです。
 Flash については、追加コンテンツということで 512円くらいで利用権を購入するわけですが、今後 W-ZERO3 に移行する予定なので私は買いません。京ぽん 2 をメインのまま使用するのであれば、一度払えばそれっきりなので購入するところなのですが移行してしまう予定なので、残念ながら見送り。クラさんあたりが購入してレビューしてくれるのではないかと期待してみたりしますw。
 体感的に多少早くなったとはいえ、すでに使用していた PDA での 128k カードを使ったアクセスよりは遅い気がするので、京ぽん 2 自体での処理速度がネックになっているのはそれなりにありそうです。特に、"ケータイモード" だと、レンダリングに時間がかかるようで、ちょっと重さを実感できます。
 "お気に入り"(ブックマーク) 登録については、呼び出しと登録のメニューが別れていて便利になりました。今までは、ブックマーク→登録 or 一覧表示、と、いちいち選ばないといけなかったのが不便でした。そもそも、登録なんてそうしょっちゅうやるものでもあるまいし、アクセスしやすいところにある必要はないと思います。なぞ仕様だったのが、オペラ表示中のメニュールートに「ブックマーク表示」が直接選べるようになったので便利です。
 ただ、一点、よく判らない部分があります。うっかり間違えて別のタブに登録してしまったお気に入りは、以前は、[編集] → 別のフォルダを選ぶ → [登録] で、上書きするか新規に作るかを聞いてくるような感じだったと思うのですが、なぜかこれが、同様の URL があるからダメと言われて、内容を破棄するしかなくなります。つまり、もし間違えて登録してしまったら、消して作り直しのような感じになってしまいます。
 やり方が間違っているのかもしれませんが、例によってあまりマニュアルを熟読してないので、今のところちょっとわかりません。何度か色々試してみたのですが、できずじまい。確かに、マニュアルを読めという指摘もあるでしょうが、ある程度試行錯誤しても直感的に操作できない時点で、UI 的に性能は低下してるといわざるを得ません。
 とりあえず、肝心な Opera の機能についてはこんなところです。余談ですが、別に Opera 信者ではありません。NetFront でも PocketIE でもなんでも、普通のウェブブラウザとして使えるものならよいです。

文字入力は進化…慣れるまでかなり苦労の必要も

 他の携帯電話 (V603SHM1000 など)を使っていて、京ぽんに比べてうらやましかったのが、予測変換機能です。今までも一応予測変換はありましたが、短文変換でした。つまり、「厳しいルカさん」 を変換するときに 「き」 を入れた時点で 「厳しい」 というのが表示されるのが、予測変換*4です。この時 「厳しい」 までは表示されますが、それを確定しても 「ルカさん」 が続けて表示される事はありません。
 しかし、V603SH とかは、以前 「厳しいルカさん」 というフレーズを使ったことがあれば、"厳しい" を確定した時点で、自動的に 「ルカさん」 とか 「人です」 とか、以前使った次に来る文を候補として表示してくれます。これは結構、同じような事を書くことが多いメールでは、便利で、実際に文章を打つ京ぽんにこそ欲しいなぁ、と思っていた機能です*5
 ところが、実際に使ってみると、多少不便な部分があります。まず、この候補一覧が表示されるのは、不要な場合、例えば、改行をするかそこで文を終わらせるので入力が必要ない場合。この時、改行に使われるボタンを押しても反応してくれません。一度、一覧表示をキャンセルしてからでないと、ダメなのです。
 何のことはないことですが、リズミカルに文字入力をさくさくしてるときには、こういう細かいところでテンポが崩れてしまうものです。開業する前に一度キャンセルする習慣をつければいいのでしょうが…なかなか厄介です。
 厄介といえば、なによりも "改行" のボタンが変更になっている事です。今までは、オペラ起動ボタンだったものが、[#] キーに変更になっています。おかげで、つい癖でオペラ起動ボタンを押してしまい、改行されずに文章が続いてしまい、あら、と思ってあわてて戻って…ということを繰り返してしまいます。結構厄介です。別にオペラボタンで不自由してなかったので余計な変更しないで欲しかったですね。このせいでかなり入力ペースが落ちてます。
 これと、上の予測変換の相乗効果で、結構厄介な事が起きてます。文末の改行をする場所で、うっかりオペラボタンを押して改行をしたつもりになり続きの文字をいれると、自動表示されていた新連文節予測変換候補にでていた変な物が確定されてしまって、改行されずにその変な候補が文章に混じって続けられてしまいます。これを、戻って、消して、直して…かなり手間です。
 PC と違い処理が高速じゃないので、動作の反映にタイムラグがあり、その為どうしても動作が先行入力になってしまいます。そこでこの手の変な事があると、エラーに遅れて気がつくのでこまります。かといって、効果(表示)が反映されてから次に進むようにしていては、時間がかかって仕方ありませんし…。改行ボタンの変更はいい迷惑ですが、予測変換の実装は、改良点だと思うし嬉しいのです。ただ、慣れるまでかなり苦労はしそうですね。これがどうしても不快な人は設定で OFF にしてしまってもいいとは思いますが、個人的には連文節予測変換は活用できるようになったら便利だと思うので、なんとか頑張って慣れて使いこなせるようになるといいと思います。

微妙に変更されたメール機能

 特に大幅な仕様上の変更はないと思いますが、使い方が多少変更になっています。たとえば、本文を入れるには、本文入力エリアを選択した後、今まではそのまま入力できましたが、2 からは携帯電話っぽく、そのエリアを選択して全画面表示の 「編集モード」 に入ってから記入となります。その後、書き終わったら内容を 「確定」 させて編集モードから抜けて、あて先などと一緒になってる一覧表示に戻ってからじゃないと送信できません。
 また、送信も、メニューからではなく、一覧表示の一番下に送信箇所があるので、そこまで移動して選択して送信しないといけません。携帯電話らしくなりましたが、不便です。その他、あて先を提携文から選ぶや貼り付けで切る内容などが若干変更になっていて、まごつきます。
 大きな変化ではありませんが、変える必要がないところまでいじらないで欲しかったです。
 あと、ちょっと困った部分が一つあります。今まで、メールを作成中に切断ボタンを押すと、強制的に待ち受け画面に戻り、他の事ができるようになっていました。で、再度メール作成ボタンを押すと 「作成中のメールを使用しますか?」 と表示されて、さっき作っていたメールの続きを作ることができます。なので 「あ、SS つけて送ろう」 とメールを書いてる途中に思いついても、気軽に一度撮影してから続きをする事が可能でした。
 ところが、これが、どうも保存されないらしく 「作成中の内容を破棄しますか?」 と表示され、"いいえ" を選ぶと、編集モードに戻ってしまい、"はい" を選ぶと、待ち受けには戻るものの、次回メール作成を選択すると、全く新規で作られてしまいます。これを防止するには、手動でメニューから 「保存」 を選んだりして、清く正しく保存処理をしてから待ち受けに戻り、カメラで編集し、終わったら保存したメールを手動で呼び出して、編集して…というステップが必要です。何気に不便です。
 メール本文作成部分といい、手間を増やしたのはなぜか、ちょっと理解に苦しむところではあります。

進化したカメラ

 携帯電話のカメラなんか使わない、要らない、と公言してる私ですが、あるものは使います。というか、まぁ、デジカメを持っていくほどでもない何気ないものを撮影して送るのに使ってます。食べたご飯とか、ふと見かけた変なものとかを、ルカさんやクラさんに送りつけるのに使ってますw
 旅行の写真や、自宅にいるときの写真など、デジカメがあるときには間違いなくそちらを使いますが、常時持参してるわけじゃないので、意外なところで見つけたものや保存する必要のない "使い捨ての" 小ネタを送るのにはよい感じです。
 さて、今までの京ぽんに装備されていたものは、使い捨てに使うのであっても結構厳しいものでした。実際、撮影したところ何が写ってるかわからないといわれた事も何度もあります。むかしむかしのデジカメ、といった感じですね。運が悪くなければ、こんなものを食べたよ、というようなものが送れる感じです。
 京ぽん 2 になってからは、そこそこよくなりました。まぁ、小ネタ送付用としてはこれくらいでひとまず充分なんじゃないかと思います。目がピクセル云々とか、ズームとか手ぶれとか、デジカメみたいなことはやらないで欲しいわけで、それをするなら薄く軽くしてほしいという意見は今までと変わりません。
 大きな変化としては、まず、接写モードが追加された事です。他社の携帯やデジカメと同じように、スイッチがついてます。今までなかったのは、自動認識だったのか、接写自体ができないのか、そもそもピントそのものを語るほど撮影精度がないのかどうか知りませんが、とりあえず 2 になってからの新機能です。もっとも、よっぽど近くない限り接写じゃない方が綺麗に撮れるので、デジカメの接写ほどシビアに考えなくてもいいみたいです。
 あと、モバイルライトもついてます。つけないと撮影できないようなくらい場面で、つけても許されるシチュエーションはそうそうないと思いますが、いざというときの懐中電灯代わりにもなる…ならないかw とりあえず、真っ暗闇でも撮影自体は可能になりました。一方で、京ぽん 1 で存在してた、自分撮影用の鏡は消失しています*6

ひとくせあるストレージ

 とりあえず、1G の miniSD カードがヨドバシも Sofmapビックカメラも 404 だったので査収を諦め、W-ZERO3 を買うときに一緒に miniSD を買うことにしてきました。なので、持っていないはずなのですが、N900iG で使っていた小容量のキングマックスの格安品が手元にあったので、それを使って見ました。
 特に問題はないのですが、デジカメ撮影でちょっと癖があります。通常、壁紙モード (QVGA) 以下は本体メモリに記録されますが、VGA 以上は miniSD に保存されるようになっています。miniSD がなければエラー表示が出ますが、その代わり本体に自動的に保存してくれます。ただ、これのデフォルトを変更することはできないようで、壁紙モード以下を miniSD に自動保存したり、VGA 以上を本体に自動保存するようにはできないようです。
 作っても大した設定項目じゃないとは思うのですが、PC に疎いライトユーザーが多い携帯電話と比べて、ネット重視の人が買う京ぽんですから、いろいろ自分なりに使いたい人が多く、仕様まかせという人はあまりいないと思います。本体に入るんだ、へぇ、で終わる層ではないので、そのあたりの気配りは欲しかったところです。
 残念なのが、メールをこの SD に保存する事ができないということです。デジカメ画像は、あくまで自動保存先の問題だけなので、手動でなら移動させることはできるのですが、メールについては本体メモリに入れる以外、手動でも自動でも miniSD に入れることはできません。これは何とかして欲しかったですね。メールを捨てるのには抵抗がある人なので、残念です。
 なお、閉じたり閉めたりするときに miniSD を再認識させてるのか、毎回液晶画面上の SD カードロゴが点滅します。その関係で、相性によってはあけたり開いたりするときに若干フリーズ気味になる環境もあるようで、ちょっと作りこみが甘いかもしれません。
 とりあえず、この miniSD は PC から USB 経由でダイレクトにアクセスできるので、大容量を入れておいて USB メモリ代わりに使うのもいいかもしれませんね。

電話帳機能

 …電話としては使ってないので、知らないw

いまいちな付属ソフト

 付属ソフトとして、ブックマークやアドレス帳、メールなどのツールがついてきますが、どれもかなりイマイチです。京ぽん 1 に付属の物もかなりわかりにくい上に不便で、結局一度使ったきり二度と使わなかったのですが、相変わらずのようで残念です。
 例えば、ブックマーク。京ぽんから PC に転送して、PC 上で編集して、再度京ぽんに書き込みます。ここまでは問題ありません。ところが、そのあと、数日して京ぽんで追加&変更したので PC 上に反映させようと、つないで読み込みをすると…変更されたもの以外に、元々あったものまで転送されるので、ぜんぶ 2 重になります。これじゃ、使い物になりません。おまけに、京ぽんに書き込むときに、メモリがいっぱいです、と出ることがあります。どうなってるのかな…。
 メールツールも、京ぽん 1 にあったメールを読み出して、京ぽん 2 に書き込もうとしても、できません。また、読み出しについても、ブックマークと同じく、読み込むたびに既存の物もまた増えていくので、同じメールが何通も出来上がってしまいます。作った人は、ちゃんと実用面を考えてテストしたのか、はなはだ疑問です。
 アドレス帳は、メモ程度に数件しか登録してないのでわかりませんが、この調子だと、ちょっと使い物になる期待はもてなさそうな気がしてなりません。かといって、市販のメモリ編集ソフトは文字通り 「携帯電話用」 なので、使用できません。つらいところです。あまり PC とつないでデータ編集ということは考えない方が良さそうです。ソフトウェア開発は素人さんの会社なのかもしれませんが、残念なところです。

液晶の品質

 昨今の携帯電話と比べると、視野角が狭いです。V603SHN900iG と比べると、明らかに一世代前の液晶、という感じがします。下のほうから見ると、かなり白っぽく、上から見ると、色が反転するほど濃く見えます。まぁ、動画を見るわけでもなくそこまで精度の高いコストをかける必要もないでしょうから、特に欠点といえるほどではないです。

ある?ない?バグ

 いくつか、バグっぽい動作もあります。それほど多くないのですが…。

  • miniSD 関連の読み書きに関しては多少癖があるらしく他社携帯電話に比べて 「相性」 問題が大きいようです。ハングアップしたり動作がかなり引っかかるようになるなど問題なので、事前にネットで動作報告なんかを見てから買うといいと思います。
  • 内部処理の問題。時計が進むとき、一瞬固まる現象が発生します。このときに文字入力なんかをしてると、あれ?きちんと押せてなかったかな、と思って連打したりして、大変な事になりがちです。こまりものです。
  • 環境によっては、メール入力がかなりモタモタになっちゃうらしいです。うちはそれほどでもないですが、たまに速度が違います。
  • 京ぽん 1 の電源を入れてしまうと、その後の京ぽん 2 のネット接続が不能になる場合がある。メール自動受信はもちろん、手動でのオペラ接続やメール送受信もできなくなっちゃうので、注意が必要です。京ぽん 1 の電源を切り、京ぽん 2 の電源を一度切って入れなおす事で復帰します。
  • 通信制御?

 個人的に致命的だったのは、バッテリー制御です。といっても、どこに問題があるのかわからないので、とりあえずそう呼んでるだけですが…。
 京ぽんを購入した日に、色々いじって、PC からのダイヤルアップも含めて通信を楽しんだ後、寝る前に放置していたのですが、通信を終えて1時間立つのに、本体がまだ生暖かいのです。不審には思ったものの、そのまま放置したら…翌朝には電池切れで気絶していました。
 これが、パケットつなぎっぱなしだったとか、オペラつなぎっぱなしだというのならまだわからないでもないですが、きちんと寝る前に、その2点、また、メールの送受信を手動で一度して、待ち受け画面になってる事もちゃんと確認してから寝ました。本体が生暖かい事以外問題はなかったのです。
 おそらく、何らかのバグにより、通信してるときと同じような電流が内部に流れてしまったとか、何かのモジュールが終了されずにフル稼働していたため電池を消耗してしまったとか、そういったことが考えられます。いずれにしても、本来動かなくていい部分、終了されていないとおかしい部分が何らかの弾みで終了されずに動き続けてしまっていたのではないでしょうか。
 ちょっと怖いですね。原因が何かわかりませんが、フル充電に近い状態にあったものが、翌日には気絶していたのですから、これからも気がついたら電池が切れててどうにもならなかった、なんていうことがありそうです。再発するようなら、初期不良交換に…。また設定しなおしは悪夢なので、何らかの気のせいであり再発しない事を祈るばかりです。

結局どうなの?

 トータルでの感想をいえば、多少不具合っぽいものがあったものの、全体的には期待通りの製品です。一般的に気になりそうな部分としては、本体の大きさが厚く大きくなったことですが、それなりのパワーアップもしているので仕方ない部分かもしれません。
 通信速度も速くなっていますし、より手軽な移動通信端末として活用できそうです。とはいっても、ウェブに関して言えば、京ぽん 1 でできなかったことが、京ぽん 2 でできるようになった、ということはほとんどなく、京ぽん 1 でギリギリだったもしくは苦しかったものが、ある程度快適に、または、何とか実用になる程度に動作するようになった、という感じですね。
 通信速度と本体の処理速度改良が見られるので、大きさと重さが我慢できて2万5千円を出す気があれば、ぜひ買い換えてみるといいと思います。なお、機種変更手数料はコインを消費する事で相殺できるので、コインがたまってる人はぜひ忘れずにウィルコムさんにお申し込みましょう。

*1:重さと大きさも!

*2:シャープ系列端末

*3:tDiary系日記のページとか…小さな親切大きなお世話?

*4:PC の FEP ではなじみがありませんが、Windows CEPDA なんかでは、POBox として有名です。これは、SONY の某氏が考え出したものだったはずですが、いつの間にか携帯にパクられてるようで…特許とかどうなってるんでしょうね?

*5:私は携帯電話では通信は一切しない。従量課金だから

*6:それにしても、自分を撮影するって、よっぽど自身がある人じゃないと、そうそうしないと思うのですが…する人いるのかな? 省略された事から考えると、やっぱりいないんでしょうねw