新有楽町線お披露目

らしいです。10000系? ゼロ多すぎw 13号線もこの車両で行くとか。基本は東西線の 05 系を踏襲してるらしいですが、なんで窓を一枚枠にしないのかな〜。真ん中に支柱を入れてるのはイマイチです。たぶん、窓を開けられるように(開けられる事がわかりやすいように)してるんでしょうが、電車の窓なんて開く必要がないわけです。あんなに広く窓が開くのは先進国の都市部では日本の電車くらいなものではないでしょうか。
 おそらく、韓国だかどこかの地下鉄の火災で窓から逃げられなかった話がトラウマにでもなってるのでしょう。それとも、意味のない 「イメージ」(窓が開くと安心な気がする…という素人向けのアピール) なのかわかりませんが、とりあえず窓が開かなくても安全に逃げられるようになってるものです。飛行機みたいにすぐ逃げないといつ爆発するかわからない乗り物じゃありませんしね。韓国のアレは、窓があく開かないじゃなくて、ドアそのものがあけられなかったという日本にはない初歩的な設計的と人為操作の問題です。
 事故のときの救出作業はむしろドア以外にも一枚窓のほうが窓を割って広い開口部から並列して作業できるので効率的です。強度は支柱といってもあれは車体の構造を支持する意味での強度はまったくありません(単に窓ガラスを支えるだけのもの) ので事故の際の車体破損・ダメージは同じですしね〜。
 あと残念なのは、速度メータがアナログ式…。これはおそらく開発側ではなく現場サイドからの強い要望によるものでしょう。日本はどんなに技術が進歩しても、古いものから抜けられない民族。ニーリング、ノンステップ、ハイブリッドなどのハイテク装備がついても、バスは相変わらずマニュアルシフト。電車のメータは相変わらずアナログメータ。仕事してると、目先の作業優先で「進化という変化」に適応する労力をかけることを忘れて、進化でも何でも変化することを「差異」として拒否する傾向があるんですよね。いまいちです。
 余談ですが、ドアの上の液晶画面、1枚しかなく、将来的にもう一枚追加できるようにしてある、というのは、やっぱりお金ないのかしらw という感じですね。その点、最初から、しかもまだ液晶が高価な時期から両側の全扉に2枚の液晶をつけていた山手線とかを運行してる JR はお金があるんだな〜、と思いました。営団なんて、LED ですら、片側のドアにしかつかなくなったりしてかなり貧乏くさい…。イマイチです。