おんせん

さくらー

 ルカさんがお仕事に借り出されていて FF もできないので、夕方から温泉にお出かけしてみる事にしました。午前中のうちに当日予約で旅館を予約しました。選定場所的には、やっぱりこの時期 「さくらみできる場所」 です。とはいっても、布陣してのんびりするのではなくて、あくまで公園内をお散歩するような、簡単なものです。本格的なのは、そのうちやりますw
 場所的にはいろいろと微妙でしたが、さくらが咲いているところ (7部咲き以上) で、桜の見所から近いところという条件で探したところ、なかなかなかったのですが、石和温泉に発見することができました。ネットで予約をして、夕方出発です。
 お天気予報では、土曜日はその後雨、日曜日が晴れるということなので、今日は移動だけという感覚にしておいて、明日観光をしよう、という感じです。幸い、移動中に雨に降られることもなく、渋滞に巻き込まれることもなく、無事に到着しました。
 到着してみると、予想していたよりは古いしパッとしない旅館でした。なんというか、小規模な上に受付にセーターを着たおじさんが出てくるあたり、家族経営っぽい部分があります。う〜ん。小規模なので少し高級感を期待していたのですが、それは存在しないようです。お値段もそこそこ高いこともあり…。
 ここのメリットはご飯がお部屋で食べれるということです。旅館のお食事のちょっと苦手なところは、宴会場のようなところで他の人と近いスペースで雑多に夜ご飯を食べるシステムが多いということです。これだと、床の上なので食べにくく、かつ落ち着けません。おいしいお料理でも、他の席から流れてくるタバコや日本酒の変質したにおいが香りを台無しにしてしまうのです。
 というわけで、お部屋で食べれることは、少なくとも旅館に関しては結構いいファクタだったりします。今回は、お値段が少し高めでしたが、お部屋で食べれるならいいんじゃない?ということで予約したわけです。もっとも、裏を返せばお部屋で食べれることを考えたら比較的低めの値段設定かもしれません。
 場所的には、普通に住宅街の中にある感じで、普段山の中とか谷のところとか、海沿いとかの、非住宅街なところの宿泊が多いのでちょっと違和感があります。平地ですし、窓から見えるのは、すぐお隣の普通の民家です。単なる先入観的イメージの問題ですが、ちょっと違和感が(@@
 夜ご飯の搬入を 1930 にしてもらう事にして、まずはお風呂です。温泉です。男子と女子が入れ替わる方式なので、21時を境に両方楽しめる事になります。入ってみると…予想よりは狭かったです。写真で見るとかなり広く見えるのはよくある事なのですが、この場合その修正誤差を考えても、さらに狭かった感じです。
 幸いな事に、混雑している時間ではなかったのか、他には一人しかいなかったのでのんびりはいる事ができましたが、これがもしピーク時だったりすると結構大変な事になりそうです。洗うところもそれほどたくさんあるわけじゃないので待ちそうです。
 露天風呂も一応あるのですが、周囲が住宅街ということもあってかあまりお外が見えませんし、当然山の中ではありませんから山岳景色が見えるわけでもありません。どちらかというと、自宅の近くの都内にある日帰り温泉みたいな、そんな感じです。それでもそれなりに快適に過ごせました。
 夜ご飯は予定通りお部屋で食べました。旅館にありがちなむやみやたらに豪華なのはありませんでしたが、しっかりおなかいっぱいになりました。ほうとうは出ませんでした。やっぱりお部屋で食べるとのんびりできるわけですが、その一方で、食器の片付けやお布団敷設の作業が入るので、そういうタイミングではなかなか落ち着けないのでした。