らきすた計画

 らき☆すたは本編の出来の善しあしは別として、OP は何言ってるのかわからないけど何気に表示されてる振り付けがよさそうなのです。実は、先週友達と 「らき☆すた OP を踊ろうプロジェクト」 が発足しまして、メンバーを 8 人集め、冬コミ前までに完成させるべく鋭意練習中です。
 動きがちょこまかしていて動画からは読み取りにくいですし、途中分からないところ(空白)もありますが、振付に詳しい知人にそれらしいつなぎをつけてもらい、何とか形になっています。あとはこれを練習してみんなでそろえて踊るわけです。難しいのは、個々の振り付けができてから、全員できちんと揃えることです。
 一人ひとりがただ単に踊れるようになるには意外と時間がかかりませんが、全員でぴったり動きをそろえることと、客観的に見てメリハリのある踊りができているかをチェックして、その通りにきちんと躍らせることが難しく時間がかかります。一応、まずは私が練習して踊りに詳しい知人にみてもらい、ある程度マスターしたところで、それを踊ったビデオを DivX にして、振付を覚えるために参加者の皆さんに配布してありました。
 これを作るために私が練習した方法は、OP アニメ部分を鏡像効果をかけて DivX にしなおして、それを見ながら練習。「キャラの左」 は 「私の右」 なのです。映像はそのままだと当然左右逆なので、左右逆の踊りを覚えてしまいますw なので左右反転処理(鏡像処理)が必要なのです。初期の段階では振付そのものを覚えるためにそれを更に 60% の速度でゆっくり再生したバージョンも使いました。
 それを見つつ最終的に指導を受けながら振付を仕上げました。当然ここで私が踊っているのはまた正像なので、メンバーにお渡しした振付見本は私の踊ってる DivX をまた鏡像処理をしてあるものです。同じく、導入段階用に 60% 再生版も付けました。こうして出来上がったものを、一人ひとりがそれを見ながら各自自宅なんかで練習してもらってあります。振り付けは大体覚えていただけたようです。
 毛筆を習ったことがある方なら覚えていらっしゃるでしょうが、文字を書くときには 「とめ、ハネ、はらい」 などメリハリというか、止めるところは止めて、はらうところは払うという動きが重要です。それと同じで、踊りも手を止めるところはピタッと止める、だらっと流すところはだらっと流す(柔軟性を見せるとか)など、マクロ通りの動きが必要なわけです。
 それって、自分一人でやっていたらできているつもりでもできていないことが多いので、これは集団練習とか誰かに見てもらいながら地道に練習するしかないので、なかなか難しい峠です。それができたところで、同時に今度はその動きを全員揃って行う事ができる必要がありますから、さらにもう一つ峠があるわけです。
 この時、先述の動作のメリハリがきちんとできていればいるほど、集団の中の動きの乱れは目立つので、メリハリの精度が上がるほど、全員をシンクロさせることが難しくなり、練習を重ねる必要が出てきます。また、この時見ている側は、集団としてみた時の演出のために、動きの大小、たとえば、一歩踏み出す時の歩幅の大きさをどれくらい取ればいいかなどの全体の動きのバランスを上手に演出するために調整する必要があるわけです。
 というわけで、今日の午後は夕方まで、某所で寒い中、第 1 回の集団練習を行ってみました。この場所は、ダンス系のお兄さんお姉さんとか、舞台・演劇の人が練習をすることでそこそこ有名な場所。珍しい光景ではありませんが、私を入れて女子 8 名、せっせと練習してる様は目立ったようで、ダンス系のお兄さんとか通りがかりのお子様連れの方に足を止めて見られていて、なかなか恥ずかしかったです(@_@。
 それでも、最後に拍手をしてもらえたのは、第 1 回目の練習でまだ全然できていない段階なのに、ちょっとうれしかったかな? 今後のうちらの成長に期待してほしいものです。 単に振付を覚えてみんなで踊るだけならだれでもできますが、どうせやるなら、たとえネタとはいえ…いえ、ネタ 「だからこそ」 きちんとしたプロみたいな動きをして素敵なものに仕上げたいものです。
 ちなみに、衣装は鋭意作成中。12月中旬までには、衣装・踊りともに仕上がっていたいものです。