Pre さくらみ 2008

 やっと到着してみたものの、そもそも夜でも見れるのかわかりません。ライトアップと化されてるとは期待していなかったというか、そもそも何も考えていなかったというか、運がよければ明るいうちにつくかもね〜、くらいの感じの軽いのりで、しかも、暗かったらどうするとかまるで考えていませんでしたw
 それっぽい場所に着いてみても、日中使われているであろう駐車場はがらがら。人気もありませんし、桜もライトアップされていなくて暗くて雰囲気ゼロ。う〜ん。でも、前回来た時はもう少し線路近くに何かあった気がするよ? と記憶を頼りに、移動します。
 すると運良く、ライトアップがされていて…人もそれなりにいます。というか、結構います。こんな夜に桜を見に来る人がいるとは思ってもいませんでした。想像していたのは、夜中例えライトアップされている場所があっても数人人がいるだけで、日中とは違ってひっそりのんびり見れるかな…という感じだったのですが、大賑わいというほどではないにしろ、それなりににぎわっていて、露店もいくらか開いていてみんな遊びに来てる感じでした。
 日中来ると、丁度見頃という事で結構混んでるかも?という話でしたが、夜ならすいてるでしょうね〜、みたいな期待があったわけです。一応、外れではなくて、それなりに人がにぎわっているものの、大混雑や渋滞、人混みの嫌な感じがなく、適度に人がいて、寂しい事もなく見る事が出来る、といった所でしょうか。駐車場も、どこに止めていいのかわからない(月極を臨時に貸してる所があったり、そうじゃなかった利がわかりにくい)のが困りものでしたが、それなりに見つける事が出来、駐車しておでかけです。
 しかし、当然風が強いので、がくがくふるえながらのさくらみでした。そもそも、おうちを出る時点では二つの事に気がついていません。一つは、今日は強風であり寒いという事、もう一つは、到着が夜になって、すっかり気温もなおさら落ちているという事です。なので、職場に行く時よりも少しだけ薄手の素材のシャツを着てきてしまっていますし、エネカイロとかの防寒装備も不十分です。ふるえながらのさくらみとなりました。
 ライトアップされているとはいっても全部ではなくて、あくまで一部。最初に来てさくらみが出来た時は、線路よりも上流側の所を歩いてみたわけですが、今夏以来とアップされているのは、そのときには足を踏み入れなかった、下流側です。到着した時にはその線路より上流側を探していたため真っ暗で見つからなかったわけですが、ライトアップは線路よりも下流の一部区画だけで実施されていました。
 あまり長い区間ではないので、軽くお散歩して戻ってくる感じです。のんびり歩いて、寒いのを我慢しつつ SS を撮ったりして、最期は丸太小屋風の喫茶店で、珈琲とお汁粉を食べて休憩しました。
 ここ、作られた時はお金とコンセプトをつぎ込まれて作られたのでしょうが…もったいないです。例えば、暖炉には半端に物置になっていて雑然としていますし、いすの上には、スーパーで売ってそうなゴザ風の座布団が置かれていたり、階段の所や何かのものの上があちこち、在庫商品や何かの物置になっていて雑然としています。オーディオもご主人が力を入れたのかも知れませんが…半端です。設立当時はまだプラズマとかが普及していなかったのか、プロジェクタの50インチテレビが壁埋め込み型であったりして、お金もかけていたようですが…日々運用する中で説然としていってしまい、せっかくの暖炉や丸太の階段、木のいすなどが台無しです。
 全体的には、太い木を丸いまま柱に使って、どっしりとしたしっかりとした作りになっていますし、あちこちに工夫が見られます。螺旋階段も木のステップ、木の柱で、かなり雰囲気が出ています。これは結構お金と手間がかかっている感じですね。木の表面も磨かれているので、雑然とした山小屋ではなく、綺麗に仕立てられた丸太小屋という感じです。それが…かなり雑然。中身は大衆食堂的な運営です。もしかしたら、初代オーナーではなく、中古で買ったりとかしたのでしょうか。不思議です。
 ここは特にそうでしたが、ここに限らずいろいろな所で、せっかく綺麗に作ってるのに、店内にガムテープとかで貼り紙をしてしまい汚くしてしまっていたり、きちんと運用しない事で無駄になってしまっているお店をたまに見かけます。そんな、もったいない感じを味わいつつお店を出て、後はまっすぐ帰宅となりました。