発電機さんオイル交換

 EU16i の運用時間がたぶん 20 時間を超しちゃってるので、オイル交換をしました。前々からしたいと思って多のですが、なかなか時間というか機会がないので逃していました。早めにやらないと発電機の寿命にもかかわるのです。これをちゃんとやらないと、後々 trouble が多い発電機に仕上がってしまいます。
 初期のエンジン内部などは製造時の細かいバリみたいな物が目に見えない範囲であったりして、それがエンジンを使ううちにすり減って当たりがついて「いい形」になるわけです。このカスが初期の段階ではオイルに大量に混じるので、早い段階でオイル交換を求められる、というわけです。
 この辺は、自動車も同じですが、車のエンジンは高精度化して進化してますし、精度の高い高価な工作機械を使ってコストをかけて製造してるのでその心配はないとも言われています。発電機のエンジンは、それほどコストをかけておらず、エンジンの機構そのものもまだキャブレター式で比較的原始的な作りだったりします。なので、昔の車で言われたような、奈良市と早めのオイル交換が必要、と言うわけですね。今の車でも、昔ほどではないにしろ、最初のオイル交換は早めにやりますが。
 EF900iS もちょっと時間をオーバーしてしまったのですが、その時オイル交換を最初にした時のオイルの色が、銀色の光沢のような物がほんのり感じられる濁り具合で、あぁ、やっぱり最初のオイル交換は早めにやらないとダメなのね〜、という感じでした。回転数も、オイル交換をしてからかなり安定するようになりました。
 EU16i のオイル交換はちょっと大変でした。本体が大型なので重量があることもありますが、オイル交換をする場所の作りがあまりよくなくて苦労した感じがします。本体を傾けてオイルを出すのですが、そのとき出たオイルがみんな、裏漏りする形で本体そのものを汚してしまいます。半分はしたに用意したオイルを棄てるためのボックスに入りますが、半分はだらだらと流れちゃいます。これは困りもの。本体を台車の上にのせて、廃棄ボックスを下に置いて高さをつけてやったのですが、台車がオイルで汚れちゃいました(TT
 また、オイルを注ぐ時、形状がイマイチで漏斗がうまく差し込めず、直接オイルの入れ物から流し込む事が出来ませんでした。幸い、なんとなく 100 均で買っておいた灯油ストーブをメンテするためのスポイトみたいなのがあったので、それにオイルを吸い取って、注入というのを何回も繰り返して、やっと満たす事が出来た感じです。この辺は一工夫ほしい所です。
 ちなみに、EU16i のオイルは確かに汚れていましたが、EF900iS の交換をした時のような目に見えた汚れはありませんでした。色が使用済みらしく普通に濃くなっているだけで金属っぽい色は見えませんでした。もしかしたら、まだ20時間超えてなかったのかな? いずれにしても、いい機会だったので綺麗になってさわやかです。ただ、手は汚れてイマイチ感たっぷり。お手洗いで手を洗ってきました。