ISSの通信

 ISS というと、IBM に買収されちゃった昔は有名だったあの会社とか思いますが、この ISS は宇宙ステーションの ISS です。いま、日本人が滞在しているらしいです。私はお仕事柄(?)日本人が海外や海外の人と一緒に活躍しているからと注目したり騒いだりする気になりません。別に、日本人だって元から普通の人なんですから、当たり前ですw
 個人的に興味を持ったのは、この ISS から地球に対して無線通信を行おうという試みが行われていることです。もちろん、業務用のギガヘルツ帯の通信が宇宙と地球で行われていることは普通ですが、比較的低い周波数(145MHz帯)で行われるのは興味深いです。しかも、交信相手は日本の小中学校。特例により、ライセンスがなくても行えるとのことです。
 2 日に行われることを直前に知り、1813 から始まる交信を聞きに、ハンディドランシーバーを持って外に出て、受信してみました。お空からの電波なのでハンディトランシーバーでも受信出来ます。もっとも、相手の声(衛星地球局)は聞こえませんし、角度の問題もあり完全ではなかった物の、半分程度は良好に受信出来ました。
 ISS は人類が進化をしている証の一つです。超音速旅客機コンコルドが就航を停止したり、スペースシャトルも退化して昔のロケット方式に戻ることが決定したりと、人類の進化は打ち止めとなり、退行が見られる中、ISS はまだ残っている人類進化の生活物であり、これからも発展していって欲しいと思います。