摩周湖

 阿寒湖を見たあとどうしようか考えました。そのまま帰ろうかどうしようか…でも、ナビの地図上では近く見える摩周湖にも行ってみることにしました。また数十キロありますが、北海道平均速度ですし、特に予定があるわけでもないので行ってみることにします。
 しばらくたんたんと道を走りますが、阿寒湖付近と同様山道です。ただ、東京近郊の山とは違う雰囲気で楽しいです。牧草地があり、家が点在していたりします。また、しばらく何もないと思ったら急に住宅街になったりするのは、オーストラリアはタスマニアをドライブした時を思い出しました。
 阿寒横断道路を通り摩周の市街地の手前に、弟子屈飛行場がありました。人もいなくて飛行機も置いてありませんでしたが、241号に入ると道路からよく見える非舗装の飛行場でした。道の駅摩周温泉に寄ってみましたが、とても小さい小屋があるだけで道の駅のイメージと違うので、車から降りずにすぐに出てしまいました。
 さて、摩周湖に近づくと引き続き雨ですが、やっぱり霧が多発してきました。標高がどんどん上がっていくと霧がすっかり増え、ライトをつけての走行です。オートライトではないので元々手動でつけるわけですが、うっかりつけたのを忘れてエンジンを切ってしまい、アラートが鳴ったりするのです(@@
 
 第一展望台というのが見えてきて、駐車場やカフェのような物がありそうだったので入ろうとしました…が、なんと駐車場有料。う〜ん。せっかく何か食べようと思ったのに、駐車場が有料では…。摩周湖はこの霧では見えないのはわかるので期待していませんが、軽食くらいは取りたかったです。でも、あきらめ。
 しばらく霧の中を走り、何も見えません。やがて第三展望台というところに近づいていきました。数字が飛んでいますが、第二展望台というのもあるのでしょうか。とりあえず、第三展望台は駐車場が路肩みたいなところで有料ではなかったためそこに一時停止です。
 こんな天気ですから、誰もいませんw むしろ視程が悪すぎるので後ろから追突されないようにハザードを出して様子を見ます。雨がひどいので降りて展望台に行く気に離れず、そのまま車の中で一息ついてペットボトルのお茶とグミしたりしてから再出発しました。摩周湖のマの字もみえてません。

 もう少し観光(?)していきたい気もしましたが、時間が余り遅くなるとライトをつけないと帰れない時間になりそうですし、夜ご飯の無料カレーに間に合わなくなったら問題です。というわけで、せっせと帰宅に向かいます。ナビをセットすると結構距離があり時間も19時を過ぎてしまいますが、走るうちに短縮されます。